その1319 (2007-09-25)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


娘が産まれて、親戚のおばちゃんが、「まあ、かわいい。お名前は?」「ありさです」「かわいい名前ねー」二ヶ月後、お祝いを持ってきてくれて一言。「みずきちゃん、元気ー?」おばちゃんが今時の名前を覚えようとしてくれたのがよくわかりました‥‥。(観月ありさちゃん)


私が小学生のころ、新しく来た担任の先生が名簿を見ながら出欠をとりました。私の苗字は細田(ほそだ)なのですが、その日は「サイデン」とまちがって呼ばれ、しかも自分のこととしばらく気がつかずにいたために、ずっと「サイデーン」と連呼されてしまいました。(サイデン&ガーファンクル)


息子の名前をきかれたので、「しゅうです」と、答えたら、「シチュー?」と、聞き返されました。最近の子供は、変わった名前が多いけどね、シチューとは、あんまりだよと思いました。(ずんこ)


前の職場での出来事です。所長が書類に先輩の氏名を記入していました。席から大きな声で、彼女に向かい「○○さーん、下の名前はどんな字だったかな?」先輩も着席したまま、「『美しい』に、奈良の『奈』に、子供の『子』です!」と、これまた大きな声で返しました。しばらくして所長は、「はい、書類書いたから」と彼女にそれを手渡し。先輩はそれを見て、「私、美奈良じゃありません‥‥」と悲しげ。一部始終を聞いていた所員は大爆笑でした!(怪獣ミナラの正体は美奈子先輩)


わたしの姓は「小濱(おばま)」というんですが、文字を見た人はたいてい「こはまさん」と言います。まあ面倒くさいんでハイハイって通しちゃうんですけど、ある日、会社で業者に電話したときこんなやり取りが‥‥。私「おばまと申します」相手「おばらさんですか?」私「いえ、お・ば・まです」相手「え?おばかさんですか?」そんなわけないやろっ!頭に来ていた私は「あいうえおの『お』にばびぶべぼの『ば』にまみむめもの‥‥『み』っ!」‥‥そっちがまつがえるからわたしもまつがえたぢゃないかっ!(ちいさいはま)


自分の名前は一輝(かずき)と読むんですが、小学生の時どこかの大学のO先生が年に一度国語の授業をしてくださってました。小学6年生の時NHKがその授業を取材に来た時、いつも名前を間違えられる僕は名前を間違えられた時の事しか考えてなく、プロデューサーが「かずき君で良いのかな」と自分の名前を確認してきたとき、「いっきです‥‥あっ、かずきです」と。まさか自分の名前を言い間違えるなんて最初で最後であって欲しいです。(相馬透)


高校のとき、マークシート形式の模試で自分の名前をローマ字でマークした。「○○テメエ」という喧嘩を売られてるような名前で結果が返ってきた。ほんとは「トモエ」なのに、マークをまつがえた‥‥。(母音が全部eになってもた)


友達の結婚式の時、祝辞電報を読み上げた司会者さん。「大工の、原敏男さんからの祝辞、いただきました」と半信半疑におっしゃいました。一瞬の間の後、吹き出したわれらの円卓。それは、「大工原敏男(ダイクハラトシオ)」というわれらの友達からでした。(職業は普通のサラリーマン)


息子が2歳の時、近所に住んでいたアレックス君のことを、何度教えても「デラックス」と言っていました。つられて「デラックス」と呼ぶ子が何人かいました。(ママはデラックスな感じでした)

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