その1390 (2007-12-05)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


この間、バイトの休憩室での彼女との会話です。彼女「現像出しといて」おれ「源三??だれ???」彼女「カメラだよ、カ・メ・ラ!」おれ「亀田?亀田源三って誰だよ!?」どこのお爺さんがでてきたのでしょうか‥‥。普段から会話がうまくできてません。(仔猫の子)


先日、実家の母に電話したときのことです。私「お母さんさぁ、家にばっかりいると健康によくないからジムとか行きなよー」母「いや、ここら辺はジムなんて私の年じゃあねぇ。レジ打ちくらいしかないねぇ」レジ打ちなんてスポーツ、聞いたことないので、私「ん?なんの話をしてるの?」母「え?私に事務のパートに出ろって言ってるんじゃないの?」(親のすねをかじる大学院生)


転んで怪我をしたところが化膿してきたので、「いい薬があるよ」と教えてもらい、薬名を覚えて、薬局へ行きました。「○○○(薬名)ください」と言うと、薬局のお姉さんに「軟膏ですか?」と聞かれ、私は「1個です!」お姉さんは、笑いながら2種類の薬を出して「どちらですか?」と聞いてくれました。その後、絆創膏がほしくて「絆創膏ください」と言うとお姉さんが「どういうタイプのですか?」と聞くので「一番普通のやつ」と言おうとして「一番‥‥」と言いかけるとお姉さんは「あ、ニチバンですね」とニチバン絆創膏を出してくれたのでした。(しぇる)


イベントの運営の仕事をしている後輩。「なんと、山ほどお客さんが来たんですよー。この仕事しててほんとよかったです!」と興奮気味に話しているので、やりがいのある仕事でよかったね、と一緒に喜んでいたら、「テレビで見るよりかっこいいし、トークもおもしろいし、スタッフにも優しいし、ますます好きになりました!」なんだか話がかみ合わない。と思ったら彼女は、「山ほどお客さんが来た」ではなくイベントのゲストに「山本耕史さんが来た」と興奮していたのでした。勤労意欲のもとはお客様であってほしかった。(ミーちゃんとハーちゃん)


友人が海外出張からの帰りに成田の入国審査で、係りの人がパスポートを見ながら「お太りですか?」と質問。中年太りが気になる友人は、ちょっとムッとして「そう見えますか?」と答えました。相手は何も言わなかったのですが、しばらくして「お一人ですか?」と聞かれたのに気がついて一人赤面したそうです。(てんてこまい)


先日、親戚一同で中華料理を食べていたときのことです。中学生の甥っ子が、小籠包を食べるときにつけるタレみたいなのを「これって、お酢?」と聞きました。すると伯母が「え?小籠包って、オス・メスがあるの?」(RUN)


うちの夫に「ねえこれ見てよ、面白くない?」と聞いたら、ろくに見もせず「見た」としか返事しないのでムカついて「『見た』、終わりか!」と言ったら、なぜか夫のほうが突然怒り出しました。「逆ギレ!?」と私も反論しようとしたところ、夫は、「『メタボリック』とか言うな!」と。どうやら最近気にしているお腹周りのことを「メタボリックか!」と言われたと勘つがいしたみたいです。(あだ名は「メタボ」)


ある日車の中で。母「‥‥テイボゥがさぁ」自分「へ!?なにいきなりバイリンガルっぽくなっちゃってんの?」妹「どしたの?どこらへんが?」自分「いや、だって今、『Table』って‥‥」母「何それ!?川の堤防の話なんだけど」以来「川のテイボゥ」は我が家の合い言葉です。(れのん)


友人に赤ちゃんが産まれました。名前は「ここあちゃん」。母親に、ここあちゃんのかわいさを熱く語る私。そして、話を聞き終えた母が発した言葉は‥‥「へー、かわいいねぇ。で、ここあちゃんて何犬?」「‥‥ここあちゃんは人間だよ」と返すのが精一杯でした。(とんこ)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる