その1393 (2007-12-08)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


「あれ、まだ寝癖直ってないな」朝、鏡を見ると頭の後ろの髪がビンビンに立っている。そのまま手に持っていたデンタルリンスをヘアリキッドのように手に振りかけてしまいました。‥‥そういえば、歯を磨きにきたんだっけ。(朝食のあとだったんです)


昨日父がパジャマのズボンをまつがって裏返しにはいてるのを笑っている場合ではなくなりました。チュニック裏返しのままだったのを今、気付いたところ。そしてここは電車の中‥‥乗って一時間も気づかなかったのか!?(格好悪さ倍増)


親戚の法事があったのだけれど、朝寝坊して駅までダッシュ。事前に購入していた切符を片手に電車に滑り込んだ。息はぜーぜー、動悸も治まらない。まわりの不思議そうな目を気にしながらも、しばらくかかって息をととのえた。落ち着いてから「いま電車に滑り込んだ。駅まで迎えにきてね」と姉にメールを送ったら、帰ってきた返事は「アンタ、法事明日だよ‥‥」。(乗った電車は特急だった‥‥)


先日、アルバイトで大きな工場へいきました。広大な敷地を歩き、大きな建物の中へ。入った瞬間、ジャズっぽいトランペットの音が聞こえてきて、「おお、最近の工場は洒落てるな〜」と思いながら目のまえの戸を開けると、さっき聞いたトランペットの音が。トランペットではなく、戸がきしんでいる音でした。(s)


深夜コンビニへおでんを買いに行った冬のこと。レジで待っていると、新入りらしきお兄ちゃんが前の客のおでんを必死でカップに入れていた。おたまでお汁を入れる姿が妙にぎこちない。「あ」と小さな声を出したと思ったら、おたまを右手に持ち替えた。緊張のあまり利き手を間違えていたらしい。それを見ていた主人が「変わってあげよか?」と突っ込んでいた。(くに)


ドイツに旅行したとき、スリにあい、クレジットカードをやられてしまいました。その他の貴重品は別に持っていたので無事でしたが、とりあえずカードを止めねばなりません。なので、控えてきていた、カード会社の東京にある紛失盗難窓口に電話をかけました。時差を考えるとどうやら今東京は午前3時すぎです。でもそこは24時間対応のはずなのに、呼出音が鳴るだけで誰も出ない。おかしいなあ、と思いつつ一度切り、またすぐにかけ直してみました。するとやはり何度も鳴り続けた後、今度は「がちゃ」とつながる音がして、「ひゃい。もひもひ」と若い男性の声が。「あっ、えー、あのう、そちら某カードの紛失盗難係でしょうか」とたずねると、「へ。は。ひへ。はっ!あああのあの某カード紛失盗難係れす、失礼致しましたすみませんすみませんっ」お兄さんのあまりの慌てぶりに、思わず「こちらこそ起こしちゃってごめんなさい」と謝りそうになりました。(がんばれ夜勤さん)


まだ小さい子供達の、剣道の団体戦のときのこと。子供達5人が横一列でコート内に立ち、相手チームの5人と向き合って並んだところで審判が「互いに礼!」と掛け声をかける。通常は、相手チームに向って礼をすべきところ、我が道場のちびっ子達は、隣に並ぶチームメイトに礼をしていた。ちびっ子なだけにかわいくて、審判も笑いながら訂正していた。(みやび)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる