その1471 (2008-02-24)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


鼻水が止まらなくて鼻をかむのも疲れた夫、鼻にティッシュを詰めました(しかも両方の鼻穴)。その後、いれたてのコーヒーをすすり‥‥。「ふぎゃあっっ!」そうです。熱いコーヒーがティッシュのこよりを伝って鼻の内壁を‥‥!あの時の悲鳴は忘れられません。(ぷち)


今朝、寝起きでぼんやりしながらもそもそと下着をつけ、昨夜脱ぎ散らかした下着を「洗濯かごに入れなきゃー」と手に取り、下着の上から下着を身に付けている途中で気が付いた。‥‥どんだけ寄せて上げる気だ。(たま)


知り合いの話です。出掛ける前に駅前のスーパーで買い物をして、ホームで電車を待っていたら、行き交う人の視線を感じたそうです。ふと我が身を振り返ると、スーパーの黄色いカゴを持っていました。その光景をたまたま私は駅の向こうから金網越しに見てしまいました。(彼女はとってもセレブな奥様なんです)


スーパーのカゴを持って帰ってしまう、というのは割とよくあると思われます。ウチの母も一度それをやり、返すでもなく今は洗濯物カゴになっています。それから数年、また同様の事件が。「この前カゴのまま帰ってきちゃったのよー!」などと、母がいまさらながらに「すごいことしちゃった」的な報告をするので、「それ、前にもやったじゃん」と言ったら、なんと!「あの時はちゃんとお金払ったもん!」と。‥‥おいおい、今回は、レジも通らなかったんかい。別に堂々と言うセリフじゃないし。(めぐめぐ)


高校3年生の冬。それまで自分の口座は親に任せっきりにしていて、銀行というものを利用したことがありませんでした。センター試験を申し込むのに受験料を支払うため、どきどきしながら初めての銀行へ。駅から学校に歩いて行く途中にちょうどあった銀行へ、制服のまま入って行きました。すると、窓口のお姉さん達がものすごく驚いた顔で私を見ています。なんでだろう‥‥と心細くなり、「ここは、銀行ではないですか?」と聞いたら、なんと、銀行じゃありませんでした。金融機関は金融機関でも、サラ金でした。世間知らずにもほどがあると痛感した、13年前の出来事です。(せいぽよん)


おいしい夕食を楽しんだ後、食後の運動も兼ねて、隣りの駅まで歩くことにしました。友人と地図で現在位置を確認し、こっちだね、と同じ方向に歩き出しました。女性は地図が読めなくて、方向音痴が多いと言うけれど、私たちは違うねー、とおしゃべりをしながら。そして、見えてきた看板には反対方向の駅名がかかれていました。二人して、逆方向に歩いてきたのでした‥‥。更に後日。またその友人と食事をしました。帰る駅のホームで乗る電車が逆方向ね、という話をし、まず、彼女が来た電車に乗ったので、私はそれとは逆の電車に乗りました。そして、私の乗った電車は、どう考えても私の家とは逆方向の駅に着きました。はい、今度は電車をお互いに逆に乗ったのでした。なんで二人は仲いいの?といわれるくらい、ぱっと見全然違う二人ですが、中身がそっくりなんだと思われます。(どんだけー!)


お風呂に入ろうとした、おじいさんとおばあさんの会話です。「あんた、眼鏡忘れとるよ」「眼鏡ならかけとるやろうが」「眼鏡かけて風呂入るんかいな」「あ、そっか。眼鏡外すの忘れとったちゅうことやな」‥‥なんとなく、お風呂に入る前からポカポカするような会話でした。(じいさんはいつも眼鏡を外して入る)

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