その1547 (2008-05-10)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


高校生の時でした。友達と自転車に乗って帰宅途中にブルブルと携帯電話に着信が。見知らぬ番号だったのでおそるおそる電話に出てみると‥‥。私「もしもし‥‥」相手「すいません、出前お願いできますか?え〜っと、きつねうどんと‥‥」ごめんなさい、出前はやっておりません。(冷し中華は始めません)


だいぶ昔の話ですが週に何度も夜遅い時間になると「ホテル○○ですか?」と間違い電話がありました。ホテルが移転でもしたのか番号を確認すると、確かにウチの番号なのです。初めのうちはいちいち説明していたのですがあまりに何度もかかってくるので面倒になり「あいにく今日は満室です」と答えるようになった母。「迷惑してるんだから営業妨害してやるっ!」とのたまっておりました。(今でもあるのかなぁ、あのホテル)


携帯電話の着信履歴に知らない番号。留守電を聞いてみると、聞き覚えのない男の人の暗い声で「‥‥もっと頑張ってください‥‥」と入ってました‥‥。いたずらなのか、間違いなのか、はたまた怪談なのか、いまだに謎です‥‥。(即刻消去)


病院に電話をした時の事。「はい」と出たので「××病院ですか?」と聞こうとしたのですが、「××‥‥」と私が病院の名前を言いかけるやいなやハッキリした口調で「××病院の番号は○○○○‥‥です!」と言われてしまいました。そこで初めて掛けまつがいに気づいて謝ったのですが、よくよく見ると2と3だけの違いなのです。きっとそのお宅ではしょっちゅう病院あてのまつがい電話が来るのでしょう。そのお宅の奥さんの怒り、あきらめを通り越した潔さになんだか感心してしまいました。(シィニャンニャン)


学校で教員をしています。今日、登校時間を過ぎても登校してこない生徒がいたので欠席かどうか、家に確認の電話をしました。誰も出ないため留守電を残し、次に保護者の携帯電話にかけました。保護者が出たため、風邪で欠席だと言うことを確認し、ほっと一息。その日家に帰って何気なく留守電のボタンを押すと、「○×小学校の○○です。□□さんが登校していないので、心配してお電話しました‥‥」という自分の間抜けな声が。この子の家の電話にはよくかけるから番号覚えちゃったのよね、とかけた番号が自分のアパートの電話番号だったのです。仕事の疲れがどっと増した気分でした。(未玲)


携帯を持っていなくても別に珍しくなかった時代のこと。急用があって、自宅にいる母に電話をしたのですが、ナゼか男の人の声で「はい、ウツギです」と。(あれっ?おかあさんじゃなかった!)予想外の出来事に頭の中は一気にパニックに!(え?でもウツギって言ってるから、ウチだよね?)(と、とにかくおかあさん呼んでもらわなきゃ)(ええと、まずはコチラの名前を伝えて‥‥)「あ、あのっ、ウツギですけど‥‥、(どうしよう、おかあさんのことはなんて言えばいいんだろう?)えと‥‥あの‥‥」と焦りまくるわたしに電話の向こうの方が一言。「おまえ、何言ってんの?」あ、おとうさんかー!(ウツギ)


前に住んでいた家に、変な電話がかかってきました。「もしもし、宇宙人さん?」女の一人住まいだったので、てっきりイタ電だと思ってガチャ切りしました。しばらくたった頃、またかかってきました。「あ、もしもし、宇宙人さん?」当然ガチャ切りしました。二度とも夜10時以降で、妙にほがらかなおじさんの声です。忘れた頃、三度目がかかってきました。当然ガチャ切りしましたが、今回は、すぐにかけなおしてきました。そして、やっと事の次第がわかりました。「もしもし?」「あー、あの、オタクはスナック宇宙人さんじゃありませんかね?」「ち・が・い・ま・す・!」(井上)

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