その1571 (2008-06-03)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


私の名前は「北爪」というのですが、ほとんどの人が「北瓜」と書き間違いをします。日直の日の黒板の名前も「北瓜」。クラスに張り出される委員会の表も「北瓜」。挙げ句の果てに先生までも私の名前を「北瓜」と書いてくれます。最近じゃもう、間違えて書かれても、訂正する気すらしません‥‥。(瓜じゃないです爪なんです)


名前を呼ぶとき、「おさむさん」と言おうとしたのですが口から出たのは「おさるさん」でした。ご本人の前でなくてよかったです。(たぼぞう)


オーストラリアにホームステイしたときの話。ステイ先のお母さんに「MynameisRYOKO」と自己紹介したのに「OK,KYOTO!」全然OKじゃない。その後も何度か「KYOTO」と呼ばるはめに。(行く前にプロフィール送ったはずなのに)


あれは私が中学生の頃。当時私は木村拓哉さんの大ファンで、録画したドラマを食い入るように見ていました。そこに、外で飼っていた雑種犬(名前はネネ)が散歩の催促をしだしました。庭に面したガラスをガリガリと‥‥あ〜もう!いいとこなのに!!うるさい〜!と、思った私は犬に向かって「こら!たくや!!」と叫んでいました。間違えたことも恥ずかしく、憧れの人を呼び捨てで叫んだことも恥ずかしく‥‥。大赤面の私を見て笑いが止まらない母と別の名前で叱られた犬の唖然とした顔が、忘れられません。(母は私をネネと呼ぶ)


私は「甲斐」という名字なのですが、中学生の頃、数学の授業中にぼーっとしていたら、突然指名されたような気がして、「はい!」と元気よく答えました。そしたら、先生と教室の皆がしーんとして、怪訝な表情で私を見ています。私も何がなんだかわからなくなりましたが、落ち着いて黒板を見るとそこには「解」の文字が‥‥。先生が「数学の答えは『解』といいます」と説明していた直後の出来事でした。その後、みんなが爆笑してくれたので、救われましたが。(かい)


上司のお父さまがタイだかフィリピンだかに出張したときの話です。お父さまは「浜さん」と言うお名前なのですが、ランチで部下と一緒にレストランに行き、メニューを選んでいたときのこと。オーダーを取りに来た店員さんの前で、部下が「浜さん、どうします?」と言うと、店員さんが「OK!」と言って引っ込んでしまったのだそうです。オーダー取ってないぞ‥‥と不思議に思っていたら、店員が得意げに「ハムサンド」を持ってきたそうな。(み)


うちは、4人きょうだい。上ふたりが双子で、名前も似ているので、下ふたりも名前を一文字揃えている。だから、双子のふたりを呼びまつがうのも、下ふたりを呼びまつがうのも、まぁ仕方がない。でもね、「ゆりこ!さゆり!つねや!としや!」と、全員集合させてから、「あれ、誰に用があったんだっけ」って顔されると、ちょっとびっくりするんだってば、お母さん!(お父さんも時々同じことしてた)


私の同僚は、同じ部署の「南さん」の漢字を電話で説明するのに「ミナミは『春夏秋冬』の『南』です!」とキッパリ説明していました。なんとなくわからなくもないけど‥‥。(傘男だ)

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