その1648 (2008-08-19)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


小学校3年生の時のこと。その日の国語の時間は本読みでした。先生に当てられた人が教科書を読んでいくのですが、緊張状態になってしまったK君は「白鳥の王子(はくちょうのおうじ)」を「しらとりのおうこ」と読みまつがってしまいました。この事件は先生にもキョーレツだったようで、「忘れられない思い出」としてお祝いの言葉とともに卒業文集に載せられています。(ギミアブレイク)


中学のとき、万里の長城のことを「まんざとのながしろ!」と読んだクラスメイトがいました。何年経っても忘れられない‥‥。(中学のおもいで)


隣の席の同僚が、私の机に置いてあったビスケットのパッケージを見て、「ぜんつぶ‥‥こないり‥‥?」と読んでいました。「全粒粉入り」ビスケット。読めなくもない。(アルフォート)


以前、ラジオでアナウンサーがまつがってしまったのを聞きました。その時は、あるお寺の住職さんが書かれた本の紹介だったのですが、「○○さんはの研究で有名で‥‥(略)‥‥何年も山に篭っての研究を‥‥(略)‥‥『蝉入門』は全国の書店にて発売中です」なぜ、住職さんが蝉?と不思議に思っていたら、「蝉」ではなく「禅」のまつがいでした。彼はその後プロデューサーからひどく叱られたそうです。(ゆき)


仕事場で、工作の作り方を女の子が大きな声で読んでいました。すらすらと読んでいたのですが、途中「キケリメキケリメの間に‥‥」と読んだので、そこにいた職員全員で作り方を見ました。するとそこには「折り目と折り目の間に‥‥」と書いてありました。(すばらしい読み方)


先日、電車の中での出来事です。20代前半と思われる女性二人の会話。A「最近ケータイを新しくしたんだけどなかなか使い方がなれなくて」B「わかるぅ〜!私なんて使い始めて結構たつのにいまだにメールの‥‥え〜と、そえ、そえ、そえつけ?ってゆーの?ができなくてさぁ」A「そうそう、そえつけ。アレ私もわからないんだよぉ。機種が変わると慣れるまで大変だよねぇ」車内は数人しか乗っていなかったのですが全員が心の中で「それは『てんぷ』だろぉ〜!」と突っ込んだ視線を向けていました。(舞)


定年して散歩が日課になった父。「いつものルートに、『ビゲチョ』とかいう‥‥飯屋か?まーそんな感じの店ができたみたいなんだけど、結構おしゃれな感じで‥‥」云々と興味津々のご様子。ビゲチョ?勝手にメキシコ料理屋をイメージした僕は「それなら今度いっしょに行こか?」と休日に父と出掛けてみたところ「BIGECHO」にたどり着きました。(石川)

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