その1649 (2008-08-20)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


いつも「ハヤサキさん」と「ハヤサカさん」を言いまつがってしまいます。申し訳ないと思いつつも、人に話すと納得してもらえます。でも、「ササキさん」と「スズキさん」をまつがえるという話には、誰も納得してくれません。こっちの頻度の方が高いんですが〜。(女はシジュウカラ)


私の名前は「みち子」です。地元は津軽で、親戚のおばさんに訛って「みんつこ〜」と呼ばれていました。でも訛っているだけだと思っていたらあるお正月、お年玉袋には「美津子」と書かれていました‥‥。(いっぱい入ってたから不満はありません)


昔の話ですが、小学校の時クラスに父親が議員をやってるM君がいました。うちらの町内で彼の父の名前「Mやまテツオ」は選挙のたびに聞いてるからいやって言うほど浸透してました。ある日その友達がM君の家に電話をしたんですがいつもあだ名で呼んでいるので、とっさに本名が出てこずその友達は思わず「テツオ君いますか?」と言ってしまったそうです。その話を聞いておまえの友達かよ!と大爆笑。M君の名前は今も思い出せません。(くまくま)


高校時代の先生に、レポーターの「梨本勝」さんによく似た理科の先生がいた。生徒の間では当然「ナシモト」と呼ばれていた。その先生を友達と訪ねて職員室に行った際、不在だったので隣の席の先生に友達が聞いた。「梨本先生はどこにいらっしゃいますか?」その先生、「理科準備室じゃないか?」と普通の返事。職員室を出るまで笑いをこらえるのに必死だった。やっぱり先生達もそう呼んでいたのね。(うさこ)


会社の先輩「ともこ」さんの披露宴に呼んでもらいました。新婦の上司、N課長はスピーチ中、用意した原稿をしっかりと握り締めながら「ひろこ」さんは‥‥と言い続けました。私たちは少し離れたテーブルから、「名前が違います!『ともこ』です!」と伝えようとしたのですが、遠かったためか、緊張のためか、気づいてくれません。仕方ないので、伝言ゲームのようにして伝えてもらいスピーチ終盤でやっと直してくれました。課長の原稿にはしっかりと「ともこ」さんと書いてありました。そして「ひろこ」さんが「ともこ」さんの双子の妹だということは知らなかったそうです。不思議です。(ともひろ)


私が研修医として働いていた頃のこと。珍しく外国人の患者さんが来ました。カタコトのやりとりで緊張しながら診察した後、点滴の準備ができたので、待合室で待っている患者さんをマイクで呼びました。「ゴンザレスさ〜ん、お入りくださ〜い」でもなかなか来ません。おかしいなぁ〜、外人さんだから、私の発音が悪くて聞き取りにくいのかな?などと思い、アクセントを変えたりして何度か呼んでいたら、看護婦さんがこっそりと、でも笑いをこらえながら、「先生、あの外人さんの名前はモハメッドさんですよ」と教えてくれました。(なぜゴンザレス)


会社で席に戻ったら電話メモが残っていました。珍しい名前だと思いながら電話を掛けて「シエロさん、お願いします」相手は怪訝そう。正解は江口さんでした。(桜吹雪)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる