その1676 (2008-09-16)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


新聞を開いた母が「藤沢周辺って、いいのかねぇ〜?」と言うので、「さぁ?江ノ島とか?」と私。その後、二人でしばしの沈黙‥‥。そう、母は映画欄か何かを見て「藤沢周平って、いいのかねぇ〜?」と言っていたのでした。藤沢周辺について聞いてくるなんて、おかしいと思った。(bamo)


カルタを五十音順にそろえてしまおうとしていた息子(当時幼稚園児)。「ねぇ、ママ、教えて〜。『も』の次ってな〜に?」「やだよ」「いじわるしないで、教えてよ〜!」「だから、『や』なの」「教えてよ!」「だ・か・ら、『や』だって!」「なんでだよ〜、教えてよ〜(泣)」「だからね、『や』なんだよ〜(泣)」(kushipy)


すっかり秋の気配が漂ってきたある日、同僚が「最近、日も短くなりましたな〜」とポツリ。さらに「ねえ?」と同意を求める声。わたしの返事は「へ?なんのヒモが短くなったの?」「ヒモじゃないよ、日!日照時間!」とあきれられてしまいました。ふだんはそんな風流なことを言わない人だから、つい。(にし)


友人がテレビ見て、うちがマンガ読んでいたとき、友人がテレビの俳優を見ながら、「ニマイメ(二枚目)だねー」と。まんがに夢中だったうちの頭の中では、「ニマメ(煮豆)」に変換完了。うち「(まんがを読んだまま)甘いよねぇ〜」友人「なんか溶けそうじゃない?」うち「(ページめくりながら)そのくらいがいいよね〜」友人「それっていいんかなぁ?」うち「(テレビには目もくれず)おかんの好みでさぁ、慣れたよ」友人「ふーん」無事に会話終了〜。(聞きまつがい女王)


職場にて、カッターを持ってるかどうか訊かれ、「持ってます、持ってます!」と勢い込んで言ったところ、先輩には「ポーツマス、ポーツマス!」と聞こえたらしく、「え、あんたそんなキャラだったっけ?」と不思議がられた。(猫ひろこ)


小学生の女の子に「将来なにになりたいの?」と訊いたら「ブリキ屋!」と元気よく答えた。「ブリキ屋とは!これまた堅実なお子さんですねぇ!」とお母さんに言ったら「プリキュアになりたいって言ってるんですけど‥‥」と。(kubo)


吹奏楽部の私とO、そして吹奏楽部じゃないAとの会話です。A「ねえねえ、コントラバスって(値段が)高いの?低いの?」私「(音が)低いよ」A「(値段が)高くないの?あたしバイオリンより高いんだと思ってた。」私「(音は)バイオリンが一番高いんだよ。コントラバスは一番低いよ。ねえ、O?」O「(話を聞いていなかった)え、なに?」私「コントラバス(の音)は低いよね?」O「何いってるのさ!先輩とか(レベルが)めっちゃ高いじゃん!」A「先輩のは(値段が)高いの?」私「先輩は(音の高さに)関係ないじゃん」O「先輩は金賞取ってるんだよ!?」私「いや、音の話をしてるから!」A「いや、値段の話」私、O「え!?」なぜ「高いの?安いの?」ではないのか。(高いよ)


ある日の中学生との会話。ほぼ日のことを話そうとした時のこと。私「糸井重里さんってわかる?」中学生「わかんない。何に出てる?」いろいろ挙げるも、彼女には全てわからない様子。困り果てた私「樋口可南子さんはわかる?」中「ホワイト家族のお母さんでしょう?」私「そうそう!その人のだんなさんなんだけど」中「‥‥いぬ?」ごめんなさい。糸井さんが白い犬になっちゃいました。(シロ)

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