その1704 (2008-10-14)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


バイト先の店長は私のことを「たまき」と名前で呼びます。店長の奥さんも「たまき」と呼びます。3歳になる娘さんは私のことを「たぬき」と呼んでくれます。惜しい。(ぽんちゃん)


人の名前に弱い私の同僚。先日アポイントブックに「○○すすす様」って書いてありました。(「すすむ」だよね?)


衣替えに備え、社員の制服を業者さんに注文しました。胸にネームを刺繍してもらうのですが、出来上がってきた制服をチェックすると「千々石」さんのネームが「チ々石」さんになっていました。漢字の「千」ではなく、なんとカタカナの「チ」。形といい読みといい、ものすごく、惜しい‥‥。なんとか「千」に見えないかなと思いましたが、結局やり直してもらいました。(一休小僧)


私、山内(やまうち)と申します。小学生の頃、通っていた書道塾に新しく、1年の矢内(やない)君が入ってきました。私の苗字を見て曰く、「『やまない』だってー」気持ちはわかるが、「内」という字には、違う読み方もあるのだよ。(やまうち)


会社の後輩は、学生の頃にファミレスでバイトをしていたらしい。空席待ちにはカップルが1組だけ。まだ慣れていなかった彼女は、緊張しながら呼びかけた。「2名でお待ちの‥‥」腰を上げる二人。「‥‥ノミノミ様〜‥‥」座りなおす二人。でも他に待っている客はいない。そこで全員で「‥‥??」記入された名前を見直すと、そこにはへったくそな字で「ババ」と書かれていた。(ノミノミさんはおらんやろ)


苗字が「嶋」です。昔、レンタルビデオ屋で会員証を作ると「山鳥」で登録されました。日頃利用する分には構わないのですが案内の手紙などがその宛名で来てしまい、郵便屋さんがとっても困ってしまうんです。度々直すよう言いましたが、「字がないんです」とか言ってその後も全然直らないので「会員やめるから抹消して!」と言うとその場で直してくれました。何が問題だったんだ。(まだパソコンが普及してない時代の話)


私の苗字は「寺本」です。いつも、「お寺の『寺』に、日本の『本』です」と説明します。ある時、同業者に資料を送ってほしいと電話をしたら、相手の方は丁寧に宛名を確認してくれました。「漢字は、神社の『寺』に、Bookの『本』ですね?」言いたいことはわかったので、「はい、そうです」と答えておきました。(てらもと)


私の友人は、仕事でお客様に本人の名前を確認するため「亀の甲羅の『甲』と書いて甲太郎様ですね?」と聞くのを、亀のイメージが強すぎて「甲羅の『甲』と書いて亀太郎さまですね?」と聞いてしまった。ちがうちがうと訂正されて、「失礼しました。甲羅の『甲』で亀太郎様‥‥あっ‥‥いや‥‥亀太郎‥‥あれ?」最後には叱られたそうです。(ぽちえ)


私は旅行会社に勤めています。ある日、来店されたお客様が「申し込んでいる旅行のお金を払いにきました。」とおっしゃったので「ありがとうございます、お名前は?」とお聞きしたら、「タイです」とおっしゃるので「いえ、方面じゃなくお名前を‥‥」と言うと「ですからタイです」と。申し込みの控えを見せてくれて納得。名前欄には「田井」と書いてあり、行き先もタイのバンコクでした。(「福岡に行く、福岡さん」にもやっちゃいました)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる