その1726 (2008-11-05)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


中学のとき体育の筆記試験がありました。陸上競技の問題で「短距離のスタート方法は()スタートという」という穴埋め問題。正解は「クラウチングスタート」なんですが、全く教科書読んでなく、絞り出した答えが「用意スタート」でした。(オリ)


前、美術のテストで「この作品の名前を答えよ」という問題が出ました。答えは「能面」だったのですが、私の親友は「ふくわらい」と書いていました。(もういくつ寝るとお正月)


中学2年生の国語のテストが返されるとき、先生が「清少納言を清少納豆と書いてしまった人もいるけど、みんな見直しちゃんとしてください」と言いました。「アホやなあ〜」とかみんなと言いあっているうちに答案が返ってきました‥‥私でした。(納豆)


塾で講師をしております。先日、四字熟語のテストをしました。「○転□転」に漢数字を入れて正しい熟語を作る問題に、「七転八転」と、とても綺麗な字で書かれていました。もちろん正解は「二転三転」。‥‥ちょっと転がりすぎです。(まゆみ@京都)


社会のテストをしたとき、正確な日本地図をつくった人の名前は?という問いがあり、答えは伊能忠敬なのに「いのうたかだか」と書いた人がいました。これにはクラス全員大笑い。たしかに忠敬は鼻たかだかかもしれないけど‥‥。(一番大笑いしたのは私)


中学生の息子の漢字テストの答案から。「次の言葉を漢字で書きなさい。しんぐ()」という問題の答えが「sing」になっていました。何か書かなくちゃ、と思ってとりあえず記入したそうです。(寝具だろっ!)


高3の時、頭もよく、バスケ部のレギュラーでそのうえ男前なT井君と同じクラスでした。無口でちょっと近寄りがたかった彼の印象が一転したのはある日の授業中。その日の授業内容は、「ドップラー効果」について。救急車やパトカーとすれ違う際、サイレンの音が変化するその現象を説明しようと、先生がT井君に質問をしました。「T井、救急車のピーポーピーポーというサイレンの音は、通り過ぎた後、どう変化するか?」頭脳明晰な彼が珍しく考え込んだ後、言い放った答えは、「‥‥ポーピーポーピー?」彼の斜め前の席だった私は、震える肩をごまかすのに必死。んが、あまりに衝撃的すぎたのか誰一人笑わず突っ込めず。何ごともなかったかのように授業が進んでいったのでした。(正解は「近付くときは音が高く、遠ざかる時には低く聞こえる」)


私が中学生の頃、理科のテストで、ふと問題を見ると、「酸素は無職無臭である。○か×か」と。無職‥‥酸素も大変ですね。(未羅)

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