その1772 (2008-12-21)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


結婚前に両家の顔合わせをしたときのまつがいです。某結婚式場で食事会をしたのですが、テーブルの上には刺身醤油が入った小皿がありました。私の母はなにを思ったのか、乾杯のあと、ビールの入ったグラスを醤油の中へイン!ビックリして爆笑する私と父。「コースターかと思っちゃった!」と母も爆笑しながらまつがいを認めました。そのときです。向かいに座っていた新郎の母も醤油の中へグラスインしていました‥‥。私の母を見ていて、つい真似してしまったのだそうです。緊張していた場が一気になごみ、楽しいひと時になりました。(天然家族の娘)


以前、妹とロンドンに行ったときの話です。ふたりとも海外は初めてではないので、持ち物にはしっかり気をつけていました。しかし、美術館めぐりをしていたとき、妹が急に、「緑のサブバッグがない!!さっきのトイレのフックにかけて忘れてきたんだ!」と叫びました。もう戻ってもないだろうなぁと思っていると、トイレに走っていく彼女の肩には、緑のサブバッグがかかっていました。あんまりはやく走り去ったので「持ってるじゃん」という言葉すら届きませんでした。(それも思い出)


私が幼稚園に通っていたころ。のどが弱い父は、毎日龍角散のど飴を舐めていました。龍角散のど飴は子供には強すぎるため、私が食べてしまわないように、いつも高い戸棚にしまわれていたんです。私はどうしてもそれが食べたかったらしく、一芝居うつことに。「お母さん、のどがイタイから、のどあめちょうだい」「え?のど痛いの?どこら辺が?」「ここ」私が指差したのは‥‥こめかみ。作戦としてはイイ線いってましたが、最後のツメが甘かったようです。(ナリナリア)


我が家の飼い犬には、エサを食べる前にお約束がある。おすわり、お手、おかわり、伏せ、待て、ハイよし。時により、「待て」の時間は長かったり短かったり。ある時、「待て」をさせながら用事をしていた。もうそろそろ勘弁してやるか、と出したコマンドは「ハイ、待て!」散々待たされて勢い込んだ犬は、エサ入れに激突。一口分だけを口に入れ、噛み下すこともできず、ドライフードの中に鼻先を突っ込んだままジ〜ッとワタシを見つめていた。微妙なコマンドも的確に聞き分ける、とてもデキた犬である。(謝罪を込めて、その後オヤツもゲット)


母の話です。父の妹が結婚して、ダンナさんと一緒に初めての里帰り。で、彼女が母に恥ずかしそうに「お義姉さん、あの、アレあります?」と。母は、「ははぁ」と思い、客間の寝室の枕元に箱ティッシュと避妊具をおいてあげたそうです。が、確認してみたら、父の妹が欲しかった「アレ」とは生理用品!!なんて恥ずかしいまつがいなんでしょう‥‥。(るる)

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