その1837 (2009-02-24)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


私の妹は、高校の世界史のテストで、インダス文明の中心的双子都市である「モヘンジョダロ」と「ハラッパ」をなぜか「モヘンジョダロ原っぱ」と思いこんで回答してしまいました。珍解答として先生・生徒諸君に大うけだったそうです。(ひろ)


学生時代の歴史のテストの時のこと。「邪馬台国」の漢字がなかなか覚えられず、何か覚えやすい方法はないかなあと考えたところ、「ジャマタイコク」と覚えたら覚えやすいと気がつき、そのように覚えると、実際テストで漢字を書く際、「ジャマタイコク」で覚えていたため、「邪馬台国」の漢字がどうしても思い出せず、結局テストには「邪魔大国」と書いてしまいました。(スイトピー)


高校の頃の、英語オンチな友人の話です。英語のリスニングテストで、「食べ物を入れる冷たい箱はなんでしょう?」という明らかに「冷蔵庫(リフリジレイター)」が正解の問題に、友人は一人だけ「タッパー」と書いて先生に匿名で発表されていました。先生もそりゃそうだけどな‥‥となんとも微妙な表情でした。(まぅみ)


社会のテスト採点中、「シャウエッセン」という解答を見つけた。正解は「ルネサンス」だ。その苦労に涙した。(お兄ちゃん)


音楽のテストで。「シューベルトと同じ時代の作曲家で‥‥」という問題を出しました。解答は「メンデルスゾーン」で、実は他の問題の中にも「メンデルスゾーン」という名前を出していました。そうしたら思い出して書ける子もいるかなあ、というサービスでした。テストが終わったあと、提出された解答用紙に向かい、一気にマル付けをしていくと「メンデルスゾーン」「メンデルスゾーン」「メンデルスゾーン」「メンゾロスデーン」え?「メンゾロスデーン」えええええええええええええ!?あんまりだと思いました。(綾小路)


中学3年の公民のテストで、「公職にある者を有権者の意思により解職することとは何か」という問い。答えは「解職請求」もしくは「リコール」。ふたつの回答があったので、但し書きで、「カタカナの方で答えなさい」とありました。テスト返却時、先生は「『リコール』のほうで答えてほしかったのに、『カイショクセイキュウ』という答えがたくさんいました‥‥」と言っていました。ニュースでリコールと聞くたびに思い出します。(ちなみに私は大丈夫だった)


中学で国語の教員をしている母からの報告です。万葉集、古今和歌集、新古今和歌集にある和歌を覚えてどれか一つ書きなさいというテストの問題で、珍解答が続出。「人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香ににほひける」という紀貫之の短歌を、「人はいさ心も知らずふるさとは強きもののふ香ににほひける」と解答した生徒がいたそうです。どんな里なんだと。さらに、「ひむがしの野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ」という柿本人麻呂の短歌を、「ひむがしの野にわざわひの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ」と解答した生徒もいたそうです。全体的に禍々しく、特に月が傾く様は不吉なものを感じます。(よぺ)


高校の時、物理の先生に、「ガリレオとガリレイはどっちがお兄さんですか?」と聞いたことがあります。(同じ人)

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