その1843 (2009-03-02)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


うちのダンナ、職場でミスをして「すみません」と「ごめんなさい」のどちらを言おうか迷って、出てきた言葉は「ごんません」だったそうです。以来私がふざけて「ごんません」と謝る度に、「それは心の底から申し訳ないと思った時だけに使える言葉だ」と言うので、我が家ではそういう事になってます。(おこじょ)


友達がサッカーゲームをしていて、移籍交渉の場面になったとき「あ〜あ、交渉炸裂だ!」と‥‥。交渉決裂だと思う‥‥。(私は彼女?)


さっき妹が、「この歌って、子供から、おじいちゃんおばあちゃんまでみんな大好きだよね〜」って言おうとして、「この歌って、おじいちゃんからおばあちゃんまでみんな大好きだよね〜」と。‥‥範囲せまっ。っていうか、その間に入るのって誰?(海)


2月のぽかぽか陽気の日。いくらあったかいとはいえ、やはり真冬。しかし、ぽかぽかに浮かれた弟はシャツのうえに薄いジャンパーという薄着で外出しようとしました。そこで私、注意をしたのです。「風邪ひくよ、そんなウサギで出かけたら!」ウサギで出かける弟?むしろあったかそう‥‥。(着ぐるみ子)


いらない書類をシュレッダーにかける前に念のため確認しようとして、「この書類ショキしていい?」「え?」「じゃない、ハブンしていい?」「は?」あわててダブルで言いまつがいました。(破棄だか処分だか)


プライドが高いのか、取引先との問題などを上司である私に報告したがらない困った新入り君。問題が大きくならないうちに、と呼び出して上司らしく威厳のある態度でプチお説教の末、「いい?『マヨ・ネー・ズ』は社会人の基本!」と言い放った。もちろん言いたかったのは「ホウ(報告)レン(連絡)ソウ(相談)」であったのだが、なぜそんな言葉が‥‥。後には引けず、どうにか緊迫した雰囲気を保ちつつその場を取り繕ったが、彼がその話題をいつ蒸し返してくるかと内心ドキドキしている。(私はマヨラー上司)


ちょっと急いでた日のこと。走り慣れた交差点を、赤にならないうちに直進‥‥と思ったものの、通過する瞬間、黄色から赤へ!ドキドキしながら交差点を通過したあとにやってきたのは、白バイ。言い訳を考えながら停車。「運転手さ〜ん、いま信号無視したでしょ〜」「えっ!?そうですか?そんなことないよ。赤だったよ」あ。まつがえた。(期せずして自供)

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