その1989 (2009-07-26)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


お風呂を出てすぐに、のどの渇きをいやそうとペットボトルを手に取りました。キャップを取って、なぜか口ではなく手のひらへ水をこぼしていました。化粧水と間違えたのか‥‥。そのとき私の口はどんな形をしていたんだろう?(ゆみっちょ)


パソコンのモニターに小さい蛾がくっついて、羽をバタつかせていると思って、払いのけようとしたら、それは、自分がマウスで動かしている白いカーソルでした。(ゆきだるま)


ホコリッぽい職場です。その日は特にほこりが多かったのでマスクをかけました。そのうち自分の腕にほこりのかたまりが乗ったので、「やっぱ今日は多いよなー」と息を吹きかけて飛ばそうとしましたがほこりはびくともしません。そりゃあ、マスクしてりゃあ吹き飛ばせませんよね。私の肺活量はマスクには勝てませんでした。(にたえもん)


業者さんが火災報知器を取り付けに来ました。「寝室の真ん中の天井に取り付けます」ということで、おのずと照明の傘の上あたりに設置することになりました。火災報知器には、誤作動があった時用に、引っ張ると警報が止まるヒモがついています。私は手が届くようにそのヒモを降ろしました。もちろん、間違って引っ張らないように照明のヒモよりもはるか上の位置にあるのですが、私は時々まつがって「異常ありません、異常ありません」の声を部屋中に響かせています。(シィニャンニャン)


あまりにも恥ずかしいやりまつがい。仕事の休憩時間、職場のビルの屋上にのぼって、柵にもたれかかって景色を見ていました。気分よく歌を歌い、リラックスするため足は裸足。そうして20分ほど過ごした頃、職場の人が二人と、付近の住民の方一人が上がってきた。「近所の人、みんな見てたよ!最近物騒なことが多いから、大丈夫かなって‥‥」自殺志願者とまつがえられていた。その場は平謝りに謝って、もう屋上で大声を出さないことを心に誓ったのだった。(顔から噴火)


母と二人で旅行中のこと。空港から市街地に向かう電車を待つためホームでぼんやりしていると、母が「ねえ、早く出口に行こうよ」と辺りをきょろきょろと見回しながら言います。何を言われているのかわからずきょとんとしていると、母は、「あ、まだ乗ってないんだっけ?」と、ひとり、笑い出しました。まだ乗ってもいない電車からすでに降りたつもりになっていたそうで、改札に向かわずに立ち止まってしまった私を見て不思議に思ったとか。久々の旅行だからってうかれすぎ。(ムスメソッド)

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