その199 (2004-08-31)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


「もやしは何度も加熱しなおすとふにゃっとしちゃうよねー」と母は言いたかったようですが、彼女の口から出た言葉は「ふにゃしはさあー」でした。(缶)


懺悔します。私は、「ひなびた温泉」と言うべきところで、「しなびた温泉」と言ってしまい、運転中の友人の手を震わせました。(罪人)


さっき友達と話をしていたとき、「今度の日曜ヒマだったらさ、遊び行かない?」と聞かれ、日曜はバイトが入っていたので断ろうと思い大きな声で「だめん!ごめだ!べートだし!」と叫びました。べートがとどめだったようで友人撃沈。(レッド)


私の上司は、鳴っている電話に出ようとし、受話器を取り、「はい、電話です」と言いました。(わかってるよ)


むか〜しむかし。ビジネスホテルに予約して泊まった時のことを思い出しました。フロントで「予約していた佐野ですが」というと「矢野さまですね」「あ、佐野です」「浅野さまですね」「やッ!佐野です」「矢野さまですね」という問答が続いてしまいました。(旧姓佐野)


先日、女性3人でこじゃれたホテルのレストランへこじゃれたランチを食べに行ったときの事。びしっと背筋を伸ばして、爽やかにやってきたホテルマンが笑顔で言いました。「本日は女性の皆様に、ノンアルコールのお飲み物をサービスしております。いっぱつ、いかがですか?」私達3人の時が止まりました。(rika)


3歳の長女が玉ねぎで遊んで、部屋は、むけた皮だらけ。「こらっ!どうすんの、この皮ネギのタマ!‥‥皮?たま?」と、叱ったつもりが尻つぼみに。(長女の名はひまわり)


娘とこわい病気について話していたときのこと。「そうそう、アレもこわいよね。風にあたっただけでも痛くなる‥‥フーテン!」娘よ、それを言うなら痛風だ。寅さんがかわいそう‥‥。(さくら)


「週末、右目にモノモライができてたいへんだったんですよ、まだちょっと腫れてるでしょ?」と言った私に友人は一言。「ああ、オコワみたいになってたんだー」それをいうなら、お岩さんでしょ。オコワって食べ物だし‥‥。(kowa)


母は、宅配便を頼みたいとき「ネコネコ呼んで!」と言うので一瞬ドキッとします。マークに二匹の親子猫がいるのでネコネコなのだそう。(本来はクロネコ)最近は慣れてしまい、自分でもそう言うようになってしまいました。(さち)


学校の校庭に催し物の配置を石灰で書き、全体のバランスを見るべく、校舎の屋上へ登ったときのこと。一緒にあがった先生が「わあ、ナスの地上絵みたいですねえ」那須には地上絵ないと思うんだけど‥‥。(ハタボス)


体育の授業中、私たちが「気を付け」の最中に汗をぬぐっているのが気になったのか、先生がそれを一喝。「汗を流すな!」(広瀬夷月)


高校の時、非常に怖い、みんなに恐れられている年配の英語の先生がいました。ある日、女子生徒のスカートが短かったので、先生は言いました。「スカートが長い!もっと短くしろ!」あの、先生。これ以上短くしたら、パンツ見えます。思わず本音が出たのか、と衝撃が生徒の間を走りました。その後、その先生が元生徒と結婚してたことがわかり、さらに衝撃が走りました。(ぎょもこ)


全日制の高校の講師をしていた時。よく、先生を「お母さん」と言ってしまう話はありますが、その生徒は私に「店長!」と言ってしまい、禁止されていたバイトに行っていることがバレてしまいました。(もちんな)


バイト先のメンバーで居酒屋に集まり、注文をしていたときのこと。「毛ばさきください!」毛羽先‥‥確かに、手羽先には、毛がはえていたはずだ‥‥けばさき‥‥。(まゆこ)


テレビで樹齢2000年の木を見た母。「これ、あれみたいやねえ。あのアフリカの木。ええと、パオパオか」びみょう!正解はバオバブ!(こんぽ)


結婚式で、うちの父に司会者が「お嬢さんの自慢できるとこはどこですか?」と聞かれて、緊張していたのか舞い上がっていたのか、こともあろうに「いや〜この子は昔から計算高くて‥‥」司会者も私も目が点‥‥。私は珠算有段者、買い物に行くときはいつも消費税込みで支払い前に計算してました。とうさん、そこは「計算が早い」じゃないんですか?それとも今までそんな目で私を見てたんですか?(mon)


パスタ屋さんにごはんを食べに行って、「えびとキノコのクリームソース」を頼んだら、できあがって持って来たウェイターさんが、「えびとピノコのクリームソースです」と言いました。ウェイターさんの顔をものすごく見つめたら、そそくさと視線をはずされました。(じむ志)


英語の授業で、クラスメートが問題の答えを言ったとき、先生が「せいかく!」と叫びました。「正解」と言いまつがったようです。確かに正確なのですが‥‥。(弘瀬夷月)


いつも焦りがちの私は、マクドナルドで注文を聞かれて、一目では見きれないメニューに焦り、「ピザください」と言っていました。(gure)


帰宅したわたしに母が、「スクラップ届いてるわよ」と。お母さんストラップですよ、携帯につけるのは‥‥。(でめち)


当時、高校生くらいだった私は、大変時代劇にはまっておりました。共有できる友人がいなかったので、周りには特に言っていませんでした。そんなとき、たまたま友人と本屋に行く機会があり、話しながら歩いていたらカップルの男性のほうにぶつかってしまい、瞬間、彼女の方に凄い顔でにらまれてびびったワタシは「ごめんなすって!」と大きい声で謝ってしまいました。(とらふ)


保育園でつがいで飼われていたガチョウは芸能人夫婦から名前をもらっていた。面白かったので、みんなに教えました。「それがさ、なんとともえとももかず!」いったいだれなんだ?とうけてたけど‥‥。(ちがうんだってば)


以前、電話アンケートのアルバイトをしていた時、「どうして自分にアンケートの電話がかかってきたのか」と質問されたら、「電話帳から無作為にお電話しております」と答えるようになっていました。それを、近くに座っていた別のアルバイトの子が、「無造作におかけしております」と答えていました。つい、カウチポテトで寝そべりながらけだるげに電話アンケートを取っている姿を想像してしまい、自分が電話口で噴出しそうになってしまいました。(はぴこ)


以前、警備員のバイト先にいたオジサンに言われたのが、「ちょっと、イレブンピーエムに買い物行ってきて」セブンイレブンとエーエムピーエムがごっちゃになった結果でした。(いち)


電話がきてたので伝言メモをかいて課長に渡した。かなり殴り書きだったので不安だったところへ課長が「これ、なんて書いてるの?」と言ってきたので「いくらねずみが這ったような字だからってひどいですよ」‥‥お互いに気づかなかったけどねずみが這うって想像だけでこわい。(ゆかちん)


私の夫の伯母はマヨネーズのことを、「マヨネズミ!」とマジでいい続けている‥‥。こちらが「マヨネーズですか?」と聞き返しても、「そう、マヨネズミ!」と言い返してくる。そして、気がつくと「マヨネズミ!」といいそうな私がいる。(まるこ)


私の伯父の友人は、中学生のころ「伊豆の踊子」を「いとうのまいこ」「東海大相模」を「とうかいおおずもう」と読みまつがったそうです。(プー)


高校の寮の先輩は「杉良太郎」を「すぎらたろう」と読み「栓抜き」を頼むと「洗面器」をもって来てくれた。(ふうふう)


友人がタバコを買おうと入ったコンビニで、店員さんに「ピーラムセアニッシモひとつ」と言っていました。店員さんは黙って「セーラムピアニッシモ」を出してくれました。(さ)


今日、母が我が家へ遊びに来る途中に「近所でクルマの横転事故を見た」と慌てて入ってきた。凄かったの?と訊ねたら「そりゃあもう人山の黒だかりよぉ」と申しました。ま、イメージとしてはわかるんだけど、ね。(みみ)


私の主人は何度注意しても、「ささくれ」のことを「ふかひれ」と言う。(ゆみぞう)

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