その2026 (2009-09-01)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


職場の先輩が有給をとった次の日のこと、「昨日はありがとう、引継事項はある?」「いえ。ゆっくりできました?」「‥‥ここだけの話だけどね」「はい」「昨日、メンチカツ食ってきたのよ」「‥‥」言葉につまる私。エレガントな先輩が「食ってきた」とな。しかもメンチカツを。「‥‥えっと、おいしかったですか?」「は?なにが?」「いや、だって、メンチカツ」「メンチカツ!?」面接に行ってきたんですって。さらなるキャリアアップのために、転職するんですって。(先輩、向かいの席で笑ってる)


めずらしく夫がテーブルセッティングを手伝ってくれました。ちょっと深めの食器を手に持って、夫が話しかけてきました。夫「これ、皿だよ?」私「なに言ってんの!それは小鉢っていうんだよ」夫「じゃなくて、皿だよ!?」私「だから小鉢だって言ってるでしょ」夫「じゃなくて、サラダを食べる用かって訊いてるんだけど」(通じ合わない25年目夫婦)


犬の散歩をしている途中、近所の倉庫兼店鋪が更地になっているのを発見。私が「建て替えるんかなあ」と云うと同行の友人が大きい声で「差し押さえやったよね」と。わ!そんな大きな声で、と思いながら「けっこう繁盛してるように見えたのに」と言うと、友人は不思議そうに「だからやろ?」と。そこでようやく彼女が「サッシ屋さんやったよね」と言ったことに気付きました。(昨日地鎮祭してました)


バーベキューのときのことです。ガッチガチに凍りついた牛肉を、先っぽがひんまがったトングーでつかんで網に乗せていたのですが、そのあまりにもやりにくい作業に思わず「うわ、すげー取りにく(い)っ」と言ったところ、まわりから「いや、それ牛肉だから」「牛肉だよ」とツッコまれまくり、まつがっていないのになんだか悲しかったです。(BBQ太郎)


友人とのかみ合わない会話です。その日、友人と私は夜まで飲み、お迎えの車をそれぞれ待っていました。友「お迎え来てくれるって?」私「うん、大丈夫だって」友「よかったねー」私「うん、雨も降るっていってたけどまだ降ってないしよかったあ」友人と私はお迎えが来てくれる近くのコンビ二まで歩き出しました。その時、雨がポツンと私の頭に。私「あっ(雨が)来た!!」友「えっ、もう(お迎えの車が)来たの??早くない?」しかし当然ですが、道路にそれらしい車は止まっていません。友「でもなんで(お迎えが来たって)わかるの?」私「なんでって‥‥(頭に雨を)感じたから」友「ええっ!?すごいね!!(テレパシー!?)」ってな具合で、まったくかみ合わず、ことの真相がわかった時にはおかしくって笑い死にするかと思いました。お迎えが来るのが感じてわかったら超能力者だよ!(白くま)

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