その2030 (2009-09-05)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


お昼がラーメンだった日のこと。母が父に声をかけていわく、「お父さ〜ん、早く来ないとご飯、伸びるよ〜!」まつがってはいないんだけど。いや、やっぱりまつがってるような気も‥‥。(ふいづ)


父に、「フォアグラを初めて食べたんだけど、それほどじゃなかった。お父さんの釣ったカワハギの肝の方がずっとおいしい」と話すと、父は、「フォアグラも天然モノだったらイケるんじゃないか?」と言っていた。(フォアグラは養殖に限る)


うちの次男(4才)はカエルの鳴き声のことを「コゲコゲコゲコゲ」と言います。出だしと終わりさえ聞かなければ問題ないです。(ユウキとタケヒロの父)


小5の娘とスーパーに行ったときのこと。ぶなしめじ1袋88円。2袋セットだと200円。「おかあさん、なんかおかしいよね」「そうだね‥‥」「あ!あの人2袋入り買ってるよ!どうしよう‥‥」ごめんなさい。教える勇気、母にはありませんでした。(サンジの母)


何まつがいかわかりませんが、まつがっていることには違いないのでメールします。高校時代に友達とアメリカにホームステイした時のこと。日本人と文通したことがあるという13歳くらいの男の子がいたので、知ってる日本語はないか訊ねてみました。彼は顔を真っ赤にして言えないと言うので(流れから判断するにどうやら下ネタ)、激しくつっこみを入れたところ、照れまくりながら言いました。「ヤスラダ」と。何度訊き返してもやっぱり「ヤスラダ」。ホストファミリーから意味を訊かれましたが、日本人の友達と検討した結果、一番近いのは「安らか」だと判断し、「とても落ち着いた状態」のことだと説明しました。(何だったんだろうか)


私が教えていただいている声楽の先生は、とても美しい上品な方ですが、のどの奥をもっと開けるように教えてくださるときに、実にいさぎよく「のどちんこ」とおっしゃいます。(よちのん)


主人が「♪柳の下〜にネコがいる〜だから〜ネコヤナギ〜」とバカボンの歌をうたっていました。それを聞いた小4の長男が、「オレ、うなぎ犬は知ってるけど、ネコヤナギは知らない」と真顔で言いました。どうやら、猫柳も架空の生き物だと、思いまつがったみたいです。(猫柳は植物です)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ

このページは「2030」
バックナンバーを直接入力
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる