その207 (2004-09-08)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


友達の喉の調子が悪く、がらがら声だったので心配した私は声を掛けてあげました。「ねぇ、顔どうしたの?」‥‥違うんです。「声どうしたの?」って言いたかったんです。(ポッキー)


学生時代、知り合いの多い女友達に、「ほんっと顔広いよねー」と言うつもりで「ほんっと顔デカいよ!」と、大声で言い放ちました。マジで一瞬笑えませんでした‥‥。(チェブ)


高校3年の頃、就職の事で頭がいっぱいだった自分は、文化祭の出し物に使う道具を買いに家電量販店へ。目当ての物も見つかり領収書を貰おうと、店員さんに大きな声で‥‥「履歴書ください!!」(ヒッキー)


夕飯時、冷蔵庫を開けた母が一言。「あ、たつおのかたきがあった」‥‥たつおって‥‥誰?(レッド)


雑誌の整理が終わって、束にしようと思い、母に一言。「お母さん、ひばるしぼ、ない?ひばるしぼ!」(慣れないお掃除)


私は「上回る」が上手く言えません。昔、エラい人の前で「目標を上回り‥‥」と言おうとしたところ、緊張も手伝ってか、いきなり「うまっ!」と叫んで頭が真っ白になってしまい、その後も「うまわわわ、うままわわ」と収拾がつかなくなり、結局言えずに終わりました。今でも、この言葉を言うときには頭の中で「うま、じゃなくて‥‥」と一呼吸おいてから言います。(レイコ)


先日、大手家電量販店がオープンした。友達はその日、家族そろって夕方出かけたが、たまたまその道が、家電量販店の道と同じだった為、大混雑。道すがら、友達のご主人は興奮したか「しかし、イナズマテレビがかなり安いらしいなあ」と言った。(ぶらわん)


「今日のお昼は、ゆうべのたべーでも‥‥」カレーでも食べるか、って言いたかったんですが。最近言いまつがってばかりです。ナチュラルに。別に投稿を意識してるわけじゃないんですが。(微妙なお年頃)


うちの助教授。大勢の前で説明しているとき、「じょんじょんに慣れていって下さい」「‥‥ん?あ〜、『徐々に』と『順々に』かぁ。私って先生のよき理解者だな」とうれしくなった。(麦)


修学旅行で、決められた時間にしか食べてはいけないおやつを時間外に食べたグループがいて、翌日のバス内でクラス全員がお叱りを受けるハメになりました。先生は妙に興奮しておられ、「ポンキッキを昨日食べた人には今日のおやつは渡しません!ポンキッキごときが、なぜガマン出来ないんですか!」と延々。単に「お菓子」と言っておけばその後アダ名が「ポンキッキ」になることはなかったのに‥‥。正解は「ポッキー」。(るーぴょん)


仕事が終わり、同僚と今晩の夕食の話になりました。「今日は、おくらと豚肉の炒め物に挑戦してみる!」とかなり興奮してしゃべっていた私は、ビルの裏口で、ガードマンの方に「お疲れ様でした〜」と挨拶して出て行くところを、思わず、「いただきま〜す!」と勢いよく言ってしまった。言った自分も驚いたが、ガードマンの方も驚いていました。(さんきち)


大学生時代、本屋でバイトしてました。ある日、「領収書ください」とお客様。きちんとスーツ着たおじ様。「はい。お宛名は」と聞くと、「かみさまで」「上(うえ)様、ですね」との念押しは、あえてしませんでした‥‥。(ぱご)


跳び箱なんて三段を跳ぶのが精一杯の私。そんな私が四年前、体育の授業にて、七段八段に積み上げられた奴等を目の前にし、友人に向かって放った言葉。「げっ、今日の体育、ボビバボ!?」(今でも三段迄)

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