その2091 (2009-11-05)
とりたてておしゃべりな人でなくとも、人が一日に発することばの量というのはそうとうなものがあります。数えたわけじゃありませんが、たぶん、その量というのはそうとうなものになるでしょう。とすれば、「言いまつがい」が生じるのも無理のないこと。だって、我々が発することばの量はそうとうなものになっているはずですから。そんなわけで、元祖「言いまつがい」。今日も、どうぞ、ごゆっくりー。


前に勤めていたお店の、開店前の朝礼で店長が「いいか、仕事の基本は『ほう・れん・そう』だからな。報告、連絡、確認、これが基本だ!」と張り切ってました。店長‥‥それだと、「ほうれんかく」になっちゃうよ‥‥。とは誰も突っ込めませんでした。(ほうれん草に相談)


彼と、グレーのネクタイを探しに行った冬の日のこと。店内を探していると、後ろを歩いていた彼が、「グレーのマフラーはあるけどグレーのネクタイはないね」と言おうとして、ひと言。「マクタイ‥‥」疲れてたんでしょうか。(ぽよちゃんとグレーのマクタイ)


高校時代、朝礼のときに、教頭先生が校則についてこう切り出しました。「えぇ、チャミカイロい生徒は‥‥」「髪の茶色い生徒」と言いたかったそうです。(j)


ゲームに夢中になって、ゲーム機を乱打している子どもに向かって「そんなに乱暴に壊したらダメでしょっ!」そばで聞いていたオットがポツリ。「優しく壊せばいいのか‥‥?」たしかに。(めたくりん)


父はすべてやりっぱなしの人で、片づけるのはいつも母。でも、片づけた後で必ず父が、「あれはどこにやった?」と聞くのです。そのたびに母はご立腹。今日も、母が片づけていると父が「あれ、見てないか?」母は、大きな声で思わず「見りません!」「見てません」と「知りません」が混じっちゃったんだな〜。「そうか、見りてないか」と言った父と母はナイスコンビだと思いました。(かるがも大行列)


食事中に「汗かいた!」と言って浴室に向かった夫。ごはん中にシャワー?と思い、「ちょっとー、シャワーはごはん浴びてからにしてよ!」と叫んでしまった私。「味噌汁は浴びたくないなあ」と大笑いされました。(実は着替えただけ)


あんまり暑いので、お風呂に入る元気も無かった日。シャワーですまそう、と主人に言おうとしたら、「今日はシャッとサワー浴びるだけにしよか」と言ってしまいました。(manpuku)


昨夜、言ってしまいました。できれば思い出したくない言いまつがいです。「シャキサワー浴びてこいよ」(ひと夏の経験)

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