その2170 (2010-01-23)
「もしもし、○○さんのお宅ですか?」「は?いいえ、違いますが?」「あ、失礼しました、すいません」「いいえ、いいえ」ガチャンツーツーツー。‥‥というのが、一般でいうところの「間違い電話」の典型ですが、私たちがお送りする「まつがい電話」は、そういった型から完全にはみ出すものです。ひと言でいえば、ドラマティック!どうぞ、最後までお楽しみください。


昼寝中に、まつがい電話を受けました。電話に出ると、焦った様子の男性の声。「あ!あの‥‥社長ですか!?あの件、先方が予算300万を200万に下げたいと言っているのですが!」眠気と、少しのいたずら心で、「‥‥いいんじゃない?」と言って切りました。その後、予算はどうなったのか‥‥。気になります。(しょうた)


今、間違い電話がかかってきました。その人の声が父そっくりで「あっ、おとうー?」って答えちゃいました‥‥。相手が間違いに気づいて謝られ、電話を切ったんですが‥‥恥ずかしっー!!(たぶんその人前にもかけてきた)


まだ携帯電話もPHSもそれほど一般社会に浸透していなかった頃、若者の連絡手段はもっぱらポケベルでした。単にピーピーなるだけだった物が、文章を入れられるようになった頃、私も若者らしく常に枕元にポケベルと電話の子機を置いて寝るような生活をしていました。ある冬の日の朝、メッセージの入った音で目が覚めて、見ると「おはよう○○子」にハートマークつき。時刻は6時前でまだ真っ暗です。私が朝寝坊なことを知っている友人の誰かがいたずらしてるんだと気にもせずにまた寝ました。翌日の朝、またメッセージが。やはり午前6時前。こ、こ、これは。おそらく、付き合うようになってまだ日の浅い彼女が、朝早い仕事をしている彼を起こそうとがんばっているに違いない。でも、彼女はまつがっている!しかもそれをまつがっていますよと伝える手段もポケベルにはなく。1週間毎朝メッセージを送ってきた彼女は、疲れたのかケンカになったのか、8日目からは送ってこなくなりました。何だか私が彼女の恋の邪魔をしたような気がして、申し訳なくなりました。(かたねこ)


先ほど、自宅にかかってきた電話。相手「もしもしヒロシだけど」母「は?」ちなみに、我が家にヒロシいう名前の者はいません。相手「ヒロシだけど、携帯の番号がかわったから教えておこうと思って」母「どちらのヒロシですか?」相手「え?だから○○(我が家の名字)ヒロシだけど」母「?そういう者は、おりませんけど‥‥」相手「あ‥‥ガチャンツーツーツー」よく考えてみると、兄の「裕司(ゆうじ)」という名を「ヒロシ」と読みまつがえて、なりすました、いわゆるオレオレ詐欺だったもよう。マヌケな詐欺師が、早く捕まることを祈るのみです。(ほる)


先日、妹が会社の電話で本社の営業さんに電話しようとして、いつも使っている電話の短縮登録機能を使いました。本社は短縮「000」だったのですが、間違えて社長の携帯電話の短縮である「001」を押してしまい、当然、社長が電話に出ました。その時点では、妹はかけ間違いにきづかず、「社長が電話に出るなんて珍しい」と思いながらふつうに会話を続けたそうです。妹「あの、本社ですよね?」社長「本社ですよ(たまたま本社にいた)」妹「あ、じゃあ、○○さん、お願いします」社長「はいはい」‥‥というやりとりで営業の○○さんに代わってもらい、無事に用件を連絡。○○さん「で、この電話は社長に戻せばいいの?」妹「?」○○さん「この電話、社長の携帯なんだけど‥‥」本社は和やかムードになったそうです。(なまり)

「まつがい電話」も募集中ですが、「まつがい電話」以外も募集中です。なんでもいいのかと言われると困りますが、まぁ、でも、おもしろい話ならなんでもいいと思います。おおむね、なんでも募集中ですから、「投稿する」ボタンをクリックして、どうぞ、お気軽にご参加ください。それでは、また明日ー。
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