その2201 (2010-02-23)
ハロー、スーザン、キミはジョークが好きだったな。また、例によって、極東の国ニッポンから、とびきりのジョークを仕入れたのでキミに送ることにするよ。そう、現地じゃ「言いまつがい」と呼ばれ、親しまれているものさ。私があなたに送る、その、いくつかの、おもしろい出来事のドキュメントは、しばしば、あなたを楽しい状態にドライブしていくことを期待する。じゃ、最後まで楽しんでくれ。


わたしはアルバイトで塾の講師をしています。先日、中学1年生の授業をしているとき、「AreyoufromCanada,Jane?」という例文が出てきました。ある女の子にその和訳を訪ねたところ‥‥「あなたの出身はカナダ‥‥じゃね?」彼女は「Jane」を「じゃね」と読んでいました。そのまま読めば確かにそうだけど!!(ぶんちゃん)


2年前、家族で海外旅行に行ったときの事です。飛行機の中で、二人の兄と私と三人で窓側の席に座っていました。食事の時間になって、客室乗務員さんが来て「ビーフ・オア・チキン?」と私たちに尋ねると、一人の兄と私は「ビーフ」と声をそろえて答えました。もう一人の兄は一拍遅れて大声で「ペプシ」。その時の兄と乗務員のお姉さんのなんともいえない笑顔が忘れられません。(さくや)


某ファーストフード店で並んでいると、隣のレジに並んだお客さんは、青い目の白人さん。「はんばーがー」「ぽてと」など、日本人っぽく発音しながらオーダー。「日本語わかるんやなぁ、この外人さん」と感心していた私。にもかかわらず店員さんは、「ヘンバーギャー」「ポテイトォ」と恥ずかしいほどの発音でリピート。オマエ、どないやねん?!と思いつつ様子をうかがっていると、最後、「お持ち帰りですか?」と聞きたかったのでしょうね。店員さんから出た言葉は、「Goaway!(あっちへ行け!)」でした。店員が持ち逃げをすすめるとは、なんて奇特な店や。(「Takeout」と言うてくれ)


千葉県にある、有名なテーマパークでのこと。さんざん遊んで、テンション上がったまま帰り支度をしてたころ、出口で突然、キャラの方々がお見送りに。とたんに周りのみなさんが一斉に盛り上がりました。その中の一人が私に向かってカメラを差し出し、身振りで訴えました。一緒に写してくれと。一見したところわかりませんでしたが、その方はチャイニーズのおじさまでした。私は心よく応じて撮影し、にこやかにカメラをお返ししました。彼は満面の笑みで、「THANKYOU!」と。私も満面の笑みで、「NOWAY!(嫌なこった!)」と。彼の表情はにわかにかき曇り、そそくさと立ち去っていきました。まつがいに気付いたのは、思い出を反芻していた翌日でした。今は申し訳ない気持ちでいっぱいです。(エリー)


日本語学校の先生から聞いた話です。生徒が喧嘩をはじめて、庭に出て取っ組み合いになりそうだったときのこと。二人の生徒はそれぞれ国が違うので共通語は日本語です。本人たちは「かかってこい!」と息巻いているつもりがその言葉を知らなかったのしょう。「いらっしゃいませ!」と言いながら喧嘩をしていたそうです。「とってもかわいかった!」とのこと。(ルーシー)

HAHAHAHAHAHAHAHAHA!いやぁ、ニッポン人っていうのはほんとうに愉快な人たちだ。キミも、こういうジョークを知ってたら、「投稿する」ボタンを押して送るといい。それじゃ、また、セバスチャンの店で。ビッグサイズの店で買い物することをかたくなに拒むジミーより。PS:セゲイロを残してヒッグスを出すなんて、ゼメキスGMは何を考えてるんだ?
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