その2241 (2010-04-04)
日曜日、いかがお過ごしですか。週末恒例の「まつがい」特集をお届けします。家でのんびりご覧になるのもいいですし、お出かけの合間の待ち時間などに携帯電話から読むのも愉快です。さかのぼってさらに読むもよし、途中でやめてあとからまた読むもよし。どうぞ自由にお楽しみくださいませー。


歯磨きをしていて、さあ口をすすごうとコップの水を口に含み、洗面台を見たら、髪の毛が一本落ちていました。ああ、髪の毛は先にゴミ箱に捨てようと、髪の毛を拾って床に置いてあるゴミ箱に持って行こうとし、何を思ったのか、口に含んでいた歯磨き粉まみれの水をゴミ箱に吐いてしまいました。立っている状態で吐いたので高さもあり、ゴミ箱に入れてあるスーパーのビニール袋がそれはそれは派手な音を。一瞬、頭が真っ白になりました。(ケチなので水を流しっぱなしで歯磨きはしません


一度家に帰って、着替えて、大学に行こうとしていました。ネックレスを取り換えようと思って、長いものをつけた後に短いものを外しました。授業に遅れる!と焦りながら自転車にまたがろうとしたところ‥‥あれ?付けたはずの長いネックレスが揺れない。鏡を見ていたにもかかわらず、長いネックレスをつけて、また外していました。思わず「‥‥間違ってるから!」と叫んでしまいました。(ゆう)


読み終わった本が数冊たまったのでリサイクルしようと売りに行きました。19番の番号札をもらって店内で時間をつぶしていたのですが、いつまでたっても19番が呼び出されません。1時間ほどして「まだ計算終わりませんか?」と尋ねて持っていた番号札を店員さんに見せたところ、その札に書かれた、番号は61番でした。(そして、文庫版「言いまつがい」に出会ったのでした)


学生時代大阪のJRで通学していたころ。「次は我孫子町、我孫子町」と車掌さんのあのいつものアナウンスが。ただしその日は少しだけいつもと違う点があったんです。次の駅についたら「我孫子町」じゃなかったんです。我孫子町の2つ手前の駅。ドアが開いて、やや間があって、「失礼しました、〇〇駅です」と訂正が入り、電車がその駅を出発すると、今度は車掌さんのアナウンスが「次が我孫子町、我孫子町です」と「次」の部分を強調していました。が、当然、次の停車駅も「我孫子町」じゃなかった。そのあたりで車内のあちこちからくすくす忍び笑いがもれていました。そして、その駅を電車が出発したときのアナウンスが傑作でした。「次こそ我孫子町、我孫子町」もう車内は大爆笑。電車がほんとの我孫子町についたときもまだみんな笑っていました。その日はなんだか一日ハッピーな気持ちでした。(こおろぎ)


疲れてバイトから徒歩で帰る途中のこと。歩行者用の信号が赤だったので止まって待ち、しばらく意識がどこかへ飛んでいました。ハッと我に返ると、信号は青から赤に変わるところでした。そして再び待つハメに‥‥。数日後、同じ交差点でまたまた疲れながら普通に横断歩道を歩いていて渡り終えようかという時、ふと目に入った信号は赤から青へ。ちょっとビックリしました。(ちい子)

読みながら自分の「まつがい」を思い出したそのときこそ投稿するのにうってつけな瞬間です。機を逃さず「投稿する」ボタンをクリックし、とっておきのエピソードを適当に記して送信ボタンを押してください。それでは、また明日、お会いしましょう。
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