その226 (2004-09-27)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


何年か前、旅行最終日に家に電話。私「もしもし〜私〜」父「おー」私「今日はそんな遅くならんように帰る〜」父「何時頃や?」私「6時ごろかな?晩御飯何か買って帰ろうかな〜」父「ん???」私「もしもし‥‥」父「あんた誰?」私「え?」そうです。まつがい電話をかけてた私。電話の向こうのおじさんも娘がいたんだろうな。お互い大笑いをして、私はもちろんめちゃくちゃ謝って電話を切りました。それにしても親の声を聞きまつがう私と、娘の声を聞きまつがうおじさん。(それでい)


夜中の1時頃、電話が鳴りました。受話器を取ると、女性の声。「○○さんですか?」「○○です」「ひろし君をお願いします」「うちにはいません」「出かけているのですか?」「ひろしという名の者はいません」「○○さんですよね?」「○○です」「ひろし君をお願いします!」「父と母と3人暮らしで、私も父もひろしではございません」「プツッ、ツー・ツー‥‥」まつがい電話、だよなぁ?(ビオラ弾きのこおろぎ)


ウチに「一郎さんいらっしゃいますか?」電話が何度もかかってきてます。相手は毎回違うのですが、決まって若い女のコ。間違い電話ですよ、と言うと、皆一様に「そうですか‥‥」と、すごいがっかりして電話を切るのです。たまに「本当に違うんですか?」と聞き返されたり、女のコが明らかに涙声になることもあります。そしてある日いつものように、「ウチには一郎という人はいないです」と答えると凄い剣幕で「いないって‥‥あんた誰よ?隠してるんでしょ?あんた、一郎のなんなの?!」と言われました‥‥。聞いてみると番号は確かに合っているのですが‥‥まつがいなんでしょうか、本当に?一郎さん連絡ください‥‥。(ねこぽん)


大雨の日に出かけて帰宅後、留守電に何通か入っていたので聞きました。いくつかは友人、家族からのメッセージでした。何通か聞き覚えのない女性の声。「今駅です。どしゃぶりです。迎えに来てね」「いないの?どうしたの?」最後は「いま駅にいます。なんで迎えに来てくれないの?こんなに雨も降っているのに。わたし信じて待っています」信じて待っててもらってもどこの駅かもわからないし。その後、彼女はどうなったのか知る由もない。(いつもさびしいO型の1人)


オットの恥ずかしい過去です。まだ付き合ってる頃はよく夜のきまった時間に電話をしていました。いつもの時間に電話が鳴りオットは私からだと思いこんで‥‥。「ピギィィィ〜!!」と豚の鳴き声を真似て力いっぱい受話器をとると、とても冷静に「もしもし!?」という女性の声で「○○さんのお宅ですか?」と。間違え電話だったのでオットは「いえ、違います」と普通に答えて切ったそうです。間違え電話とはいえ、いきなり豚の鳴き声ででておきながら冷静に答えたというオットに拍手!(けろこ)


学生の頃、一人暮らしをしてる先輩宅に、しつこく無言電話がかかってきてました。留守電も無言のメッセージでいっぱい。しまいにはテープがいっぱいになってしまい、普通の伝言が残せなくなる始末。頭に来た先輩は、応答メッセージにデーモン小暮の「オレは悪魔だー!オレは悪魔だぜー!」というシャウトのみを入れて学校に行き、「ふっふっふ、無言野郎め、どうなったかな」と帰ってきて留守電を再生しました。留守電には一件、田舎のお母さんの声で「‥‥あんた‥‥妙な宗教に入ってるんじゃないだろうね‥‥」と入っていたそうです。こんな時に限って‥‥。(ぎょもこ)


ある日、私の家の電話が鳴りました。仕事用の電話なので急いでとると「みあ?」「もしもし‥‥?」「みゃあ〜〜」「‥‥?もしもし、もしもし??もしもし、どなたさまでしょうか?「みゃあ、みゃぉぉお〜」あれは間違いなく猫からでした。誰だよ、私の電話番号ワンプッシュに登録した奴‥‥。(reikoG3)

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