その2408 (2010-09-18) |
プルルルル‥‥ガチャ。 「もしもし、○○さんのお宅ですか?」 「いいえ、違いますよ」「失礼いたしました」 ガチャン、ツー、ツー、ツー。 これが、いわゆる世間一般でいうところの 間違い電話というやつです。 が、ほぼ日刊イトイ新聞の「まつがい電話」は ひと味もふた味も違います。 そのいちばんの特徴は、ドラマティック! まさに、実は小説よりも奇なり。 最後までのんびりお読みくださいませー。 |
夫と別行動で買い物。 早く済ませてメールで連絡。 しばし待つが、返事が無い。 再度メール。待てども、返信なし。 業を煮やした私は直接電話して 「もうっ! 終わったけど どうしたらいいの!?」 と、強気で言うと 明らかに相手が動揺‥‥違う‥‥。 「すみません、間違えました!」 と切って携帯を確認すれば、夫の職場に かけてしまっていたのでした。 あぁ、ごめんなさい。 (誰にも言えない)
家にかえると「不在連絡票」が ポストに入っていました。 さっそく担当ドライバーの方に電話をしました。 「不在連絡票がはいっていたんですけど」 「はい、お名前をよろしいでしょうか?」 「○○です」 すると、突然、ドライバーの方が 「わたしは鹿児島なんですけど‥‥」と。 「は?」 「××宅急便ですけど、鹿児島なんです」 「え?」 「たぶん、番号が近いと思うんですけど、 ここは鹿児島なもので」 「えぇっ! すいませんでしたーー」 あとで番号を見たら 確かにひとつ押し間違えていました。 たぶん、市外ナンバーが表示されて まつがってるな、とわかったんだろうけど。 とにかくびっくりしました。 (こっちは京都、彼は鹿児島なまりだった)
まだ携帯電話が全く普及していなかった頃、 友達とランチしました。 当時彼女はある習い事をしていて、 その日もクラスのある日だったのですが 「今日はサボっちゃおうかな〜」と言って 帰りがけに私の目の前の公衆電話で 「○○です。今日具合が悪いので‥‥」と話し、 「留守電だった〜」と。 その後別れて帰宅。 家に着くと私の留守電に メッセージ1件。 再生すると 「○○です。今日具合が悪いので‥‥」 ‥‥一瞬何が起こったかわかりませんでした。 私と一緒にいたせいで、無意識にアドレス帳で 私の名前を選んで電話してしまったようです。 (あっこ)
住むところを探すために 不動産屋めぐりをしていたとき、 どうしても今すぐに実家に電話して 確認しないといけない要件ができた. 電話をかけたら、おじいちゃん(82歳)が出た。 「もしもしー、ユキやけど、おじいちゃん?」 「え? なんや? ユキちゃん? はぁ? ‥‥ユキがそんな声なわけない。 あんた、男やろ? 誰や!!」 「えっ、だからユキやって言うてるやん! ちょっと、聞きたいことがあるんやけど」 「だから、違うやろ! 騙されへんぞ! あんた、誰や!! (ブツッ)」 「えーーーっ!!」 ちょうど私が風邪をひきハスキーボイスになっていて、 しかも実家の電話の前には 「オレオレ詐欺に注意!」の シールが張ってあった。 結局実家の人とは話ができず、 叔母に電話して事情を説明し 実家に連絡をとってもらいましたが、 部屋借りられないところでした。 (おじいちゃんの孫)
こんなことがありました。 「もしもし、 Aさん(姉)はご在宅でしょうか?」 とても上品な女の人の声で聞かれました。 ‥‥が、てっきりセールスの電話だと思い込み、 私「姉は出ていていません」 女「何時ごろお帰りですか?」 私「夜? そのうち帰ってくるんちゃう?」 女「ご姉妹なのに? お話されないの?」 私「知らんって! 話せんし、 いちいち帰ってくる時間なんか 把握してないし!!」 ってキレ気味に電話を切りました。 翌日、同じ女の人から電話があり、 その相手は 姉の不倫相手の奥様だということが 判明‥‥苦笑。 おぉ〜こわ!!! なんて対応したんだ私‥‥。 もちろん、昨日私が電話に出たことは内緒です。 ごめんちゃい。 (イモウト)
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