ほぼ日 - 言いまつがい

その2448 (2010-10-28)

長く読みたいときは長く読むことができますし、ちょっとだけ読みたいときはちょっとだけ読むことができます。ほどよい長さをほどよく読みたいときはほどよい長さをほどよく読むことができます。いわば自在のヒマ潰しコンテンツ、ご存じ、元祖「言いまつがい」。どうぞ、のんびりお楽しみくださいー。

定期が満期になった母。「もう一度預けなおしたら、　タオルとアルミサッシをくれたよ」そんな大きなものはくれないと思います。（アルミホイルですらなく、ラップでした）

お得意様に自分から電話しといて「お電話ありがとうございました！」と言いそうになり、途中で気がつき止めてしまったものだから電話口で元気に「おでん‥‥！！」と叫んだ格好になってしまいました。上司の慌てたコトと言ったらありません。穴があったら掘りたいくらいです！（揺れる更年期）

任された大事な仕事、明日はいよいよ山場という日。上司に「準備は大丈夫？」と聞かれ、自信満々に答えました。「はい、ヌレ・モケのないよう　しっかりと！」逆に不安がらせてしまいました。（抜け洩れだらけの２年目）

娘が、もうすぐ結婚する友だちにお祝いは何がいいか、訊いたところ、こんな返事が来たと教えてくれました。「○○子がさぁ、　カテゴリーが欲しいって～」「はぁ？」頭の中をフル回転させ、わかりました。カトラリーセットですね！！（キッチンに分類）

僕が居酒屋でバイトを始めた時の話です。揚げ物の調理を先輩が教えてくれました。「こんな具合に　コギツネ色になるまで　揚がったらＯＫ！」ただのキツネでなく子の方ですか‥‥。（けぴ）

修学旅行でディズニーランドに行った時、ゲートの前で記念に写真を撮ろう、と友達がカメラマン役を引き受けてくれました。背景のゲートをファインダーに収めようとどんどん後ろにさがる彼女。ゲートは収まったけど、私たちがすっごく小さくなってしまったようで、大きな声でこう言いました。「これじゃ、米が豆粒だよ！　前、寄って！」米が豆粒サイズに見えるなら大きくなってます。（豆粒サイズの人達）

以前、ウエイトレスのバイトをしていたときのこと。接客は「迅速かつ丁寧に！」がモットーな私は、自分でいうのもなんですが、とにかくテキパキ働く女。ある日、恰幅の良いサラリーマンのお客様から会計の時に領収書を頼まれました。すばやく用紙を出し、記入し始めた私。宛て名の欄で書く手を止め、さっそくテキパキそのお客様に尋ねました。「何様ですか？」「‥‥」唖然とするお客様を前に、焦れば焦るほど言葉が出ず、大パニックになってしまった私。（何様ウエイトレス）

しみじみと見た息子の手がひと回り大きくなった気がして思わず言ってしまいました。「でがてかくなったね！」「そうかなあ‥‥？」７歳の子供には、「で」でも「て」でも話は通じるのね。（ぶひっ）

読んだあとに、時間が余ってたらさ、ちょっと、送ってみてもいいんじゃん？「投稿する」ボタンをクリックし、あなたの覚えている「言いまつがい」をほどよい長さで書いてメールしてください。あれこれ思い悩むことなく、お気軽にご参加くださいませー。それでは、また明日、お会いしましょう。


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