その251 (2004-10-22)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


もうずいぶん前のことですが、父母が会社の部下の結婚式のたのまれ仲人をした時のこと。父が仲人(媒酌人)の挨拶で、新郎新婦の紹介をした後、「おふたりのご不幸をお祈りします」で締めてしまいました。父本人は緊張のあまり、全く間違いの自覚がなかったようですが、きっと式場は凍ってしまったことでしょう。後日ビデオを見て、父はとても落ち込んでいました。(TOSHIKO)


友人が結婚式でしでかしてくれました!純白の花嫁衣裳に皆でウットリしていた時に、一際大きな声で「エンディングドレス、よく似合ってるよー!」と。固まる一同、笑顔引きつる新郎新婦、気付いていない本人。いきなり終わるんかい!晴れの席で何てコトをー!(結婚は人生の墓場?)


ラジオで「開会式に花を添えました」と言うべきところを「開会式に花を供えました」と言いまつがったアナウンサー。それじゃお葬式です。(100w)


大学時代、友人が交通事故に遭いました。連絡を受けて友達数人でかけつけたところケガは軽く、1週間ほどの入院でよいとのこと。しかし友人は、1回でも欠席したら単位をもらえない授業があると心配していました。でも医師の診断書を提出すれば、欠席は認められるはず。そう思った私は、友人が安心して治療に専念できるよう、とっさに言いました。「大丈夫!病院で死亡診断書をもらって提出すれば!」縁起でもない発言に固まる一同。「‥‥死んじゃったら単位出ないんじゃない」友人のツッコミが胸に刺さりました。(伊豆のダンサー)


仕事の打ち合わせで「コストカットの件で‥‥」と言おうとしたのに、「リストカットの件で‥‥」と言ってしまって、どうしよう‥‥とずっと冷や汗かいてました。(ロールシャッハ)


ディズニーランドにて、シンデレラ城の話をしていたときのこと。「シンデレラ城の中で出てくるユーレイみたいなやつさぁ」と言いたかったのに、出てきた言葉は「ユーレレラ城のっ‥‥」‥‥そもそも、シンデレラ城に幽霊が出てくるという設定自体が間違っていると思います。(りんこ)


会社で、後輩への自己紹介の質問表が配られました。ある同僚は「座右の銘」の欄に、堂々と「七転八倒」と書いていました。「七転び八起き」って書きたかったみたいです。(まみんこ)


夕食の買い物に出かけた妹。おつかいで頼まれたものはご飯のおかず。なんとなしにスーパーのお惣菜コーナーを眺めていたら、気になるものを発見したようで‥‥。それは、「にんにくの目の炒め物」にんにくの、目‥‥?当然「にんにくの芽」のまつがいでした。(夕凪)


私の職場には、気合を入れて慎重に言わないと「ざ行」が「だ行」になってしまう先輩方がいらっしゃいます。その中の一人が電話口で、お客様に弊社の電話番号を申し上げていました。「では申し上げますね。×××のデロデロデロ‥‥」何だか、怪しいものが出そうです。念のため、弊社の番号は×××−000×。(ぎんもくせい)


私の母のまつがいです。母が旅行に出かけた日の朝、起きてみると母が家族へ置き手紙をしていました。「○○へ行ってきます。朝ご飯は冷蔵庫の卵子サンドイッチを食べてね!」美味しそうですがよく見てください。恐ろしいサンドイッチです。(ばざーる)


京都の醍醐寺に行ったときのことです。案内の方がお寺の宝物の解説中に漏らしてしまった言いまつがい。「こちらの宝物は、水虫色になっており、たいへん美しく‥‥」「‥‥(くくくくっ)」「す、すみません、玉虫色でした‥‥」一度笑いのスイッチが入ると元に戻らないので、そのあとの解説はまったく覚えておりません。おねえさん、ごめんなさい。(ひらいとしはる)


私の彼は、電話とかの工事が仕事です。日々、ニッパー片手に働いています。大きな建物やオフィスの工事では、配線が多いので、電話線のリニューアル工事などでは、2人組になって、1人が配線の大元で配線を切り、電話線の先でもう1人が確認をする、という作業をするそうです。ある日、電話線の先っぽの方の係になった彼は、隣室の相方に、いつものように叫びました。「○○さん、死んだ!今死んだよー!」途端に、その部屋の空気が凍りました。だってそこ、病院だったんだもん。死んだ、というのは切断完了、というギョーカイ用語なのですが‥‥。(ねこぽん)

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