その2544 (2011-02-01) |
あるところに甲と乙があって、 甲と乙は互いにことばを交わすが、 一向に相互の理解が深まらない、 のみならず、そもそもの告げる内容すら 相手に「まつがって」伝わっていた、 というようなことをテーマにしたい。 名づけて「かみ合わない会話」。 いったい、かみ合わない原因はどこなのか? 読みながら分析するも、一興です。 それでは、最後まで、ごゆっくり。 |
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夫「ねー、ボーナスの袋どこやった?」 私「え? ドーナツ? (‥‥ドーナツ買ってないけど、今日は)」 夫「だからぁ、ボーナス(の内訳)が 書いてある袋」 私「ドーナツ(ドーナツ柄のエコバッグ)? そんなのあったっけ? よくわかんないんだけど、 今、料理中だから、後でいい?」 給料明細をろくに見ず、 さっさと片付けてしまった私は、 ボーナスをひそかに喜ぶ夫に、 こんな反応をしてしまいました。 ごめんなさい、ありがとう。 いつも感謝してますです〜。 (鬼嫁もへみ)
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かみ合わない話です。 子供の友達の4歳の男の子。 うちでご飯を食べている時、 なめたけの瓶のフタに たまたま描かれていた金魚を指差して 「これ、金魚だね?」と確認し、 「そうね」というおとなの何気ない返事に、 これは金魚の餌だと 思い込んでしまったらしいのです。 「これ、大好物なんだ〜」と おいしそうに食べるうちの子を見て 目をまん丸くして絶句‥‥。 まわりのおとなが、 「食べてみる? おいしいよ、食べてごらん」 といくら勧めても頑として拒否。 いつもは食いしん坊なのにめずらしく食べません。 ご飯を食べ終わると立ち上がり‥‥。 「金魚にやってこよう!」 「なにを?」 「これ、これやってこよう!」 「え? これは金魚にはやらないよ」 「えーだって、だいこうぶつなんでしょー? 食べるの見たいよー」 「?????」 どうりで、必死に拒否していたわけです。 まわりの親たちはほほえましく、 でもおなかを抱えて笑いました。 (k)
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テレビを見ていたら、 オリラジの藤森母が出ていた。 以下母との会話。 「最近よく芸人の母親が出てくるよねー。 フジワラとかさ」 「どっち?」 「フジワラ」 「だから、どっちって」 「フジワラだって」 「だから、どっちかって訊いてるんでしょ!」 「だからフジワラだって言ってるでしょ!」 二人とも声を荒げてしばらく沈黙。 「‥‥あんた芸人のフジワラって知らない?」 「知ってるよ。藤本と原西でしょ」 「そうそう。藤本の母親がさー‥‥」 その後、何事もなかったかのように 会話が続いていきました。 一番厄介なのは、まつがった事にすら 気づいてない人間だと思います。 (指摘するのもめんどい)
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わたしは学校で働いています。 今日、指に切り傷を作ってしまいました。 にじむ血を押さえながら保健室へ。 「絆創膏ください〜」と頼むと、 養護の先生は私を PCの前に引っ張っていって曰く、 「まだ新しいよ、 でも1人では重くて運べないかも」‥‥。 保健室でいらなくなった 「絆創膏」をもらいに来たのを 「パソコン」をもらいに来たのだと 思われたようでした。 痛かったけど、大笑いでした。 (絆創膏もパソコンも頂きました)
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今から10数年前、福島に家族旅行に行った際、 レンタカーを借りました。 申し込みをするとき住所を聞かれ 「相模原市上溝 (さがみはらしかみみぞ)」と言ったら、 「さがめはらす? かめめぞ? ‥‥かめめぞ‥‥ってないぞ?」 とPCに向かって 首をひねっているおじさん二人‥‥。 おじさん「かめめぞ? ですか?」 私「か・み・み・ぞ! です」 おじさん「あ〜〜〜、かめめぞね?」 私「じゃなくて‥‥か・み‥‥みです、み!」 おじさん「だから‥‥かめめぞね?」 わたし‥‥発音悪い??? しばらくして。 おじさん「お〜〜〜〜、 かめめぞ‥‥あったあった、 かめめぞでなく かめめぞだったんだねぇ!」 って、どこが違うんだ!!! (かめめぞの家族)
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祖父が重病で入院中、 剣道のお弟子さんがお見舞いに来てくださって、 祖父の枕元でご挨拶されました。 お弟子さんが「サイノです」と言うと、 祖父は「いや、まだまだ死なん」と。 「サイノさん」は名乗っただけだったのですが、 祖父は「最期です」と聞きまつがい、 モウロウとした意識の中でも強気の発言。 その後、予告どおり回復し、無事退院しました。 (もへみ)
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