その2572 (2011-03-01) |
すべての子どもたちは 美しい名前を持っています。 ひとりずつひとつ、かけがえのない名前を。 ところが、その、燃える命ともいえる名前は しばしば他者によってあっさりと 「言いまつがわれて」しまうのですよ。 そんなエピソードを集めてお送りするのが こちら、「名前の言いまつがい」。 こういう経験、誰しもきっと。 |
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私の名前は「昌恵」ですが、 「昌」という字が、 なかなかわかってもらえません。 先日、書類を送ってもらうために電話で 「月日の日を、上下に二つ重ねます」 と言ったら、届いた封筒に「朋恵」とありました。 (マエ姉さん)
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私の名前は「やすこ」ですが、 2年に1度の頻度で「やくそ」さんと呼ばれます。 言いまつがえた方は、 気まずい+申し訳ない+でも笑えてしまう‥‥ という複雑な大人の表情をしてくれます。 (ヤッコでいいよ‥‥)
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友人が息子のガクちゃんを 呼びとめようとして 「おい、ガキ! ‥‥あ、違う。ガク!」 言い直してる間にガクちゃんは 走り去りました。 (一文字違いで大違い)
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私の本名は、「理」と書きます。 当然、私宛の郵便物の宛名は 「○○ 理様」と書かれてる事がほとんどです。 ところが最近、立て続けに3通も 「○○狸 様」と 書きまつがいされたDMが送られてきました。 しかもそのうちの一通は、 ダイエットサプリのDMでした。 確かに私の下腹は「タヌキ」と 表現するのが最適ではあるのですが‥‥。 潔く認めるべきか、否か‥‥。 (理)
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出産祝いに玩具をインターネットで 注文して友人に贈った。その際、 「熨斗(のし)は、 竹林と山村の連名でお願いします」 と発注メールに追記した。 後日友人から 「竹森、山村で届いた」 と連絡があったため、 玩具屋に名前間違いの指摘のメールを送ると、 「山森様、大変失礼致しました。 今後は決してこのような誤りがないよう 徹底致します」と返信が。 どんだけ「森」が好きやねん! (とみこ)
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昔いた職場に、Iさんという同じ名字の男性と女性がいました。 女性の方が先輩に「まんちゃん」 と言われていたので、 「旧姓が万田さんなんですか?」 と聞いてみた所、 「そういうわけじゃないんだけど‥‥」 と、何だか妙な表情。謎が解けたのは、 男性の方が「ちんちゃん」と 呼ばれているのを聞いた時でした。 (モリノク)
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我が家では母猫とその娘猫、 2匹の猫を飼っています。 ある日、母が 「こなつー、あんたはねぇ、 『千の夏』って書いて 『こなつ』っていうのよー」 と言いながら娘猫の 『小夏』を撫でておりました。 お母さま、それじゃあ『ちなつ』ですってば。 (母猫は「千鳥」です)
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名前の「言いまつがい」に限らず、 あらゆる「言いまつがい」を 迷わず、お送りくださいませませ。 「投稿する」ボタンをクリックし、 ことのあらましをざーっと書いたなら、 掲載されたときのために ハンドルネームだけを書き添えて、 過度に推敲することなく、メール送信。 驚くことに、それで投稿完了です。 それでは、また明日、この場所で。 |