その2576 (2011-03-05) |
「まつがってる」ようだけれども じつは「まつがって」ない? いや、「まつがって」ないみたいで、 実際のところは「まつがって」る? そのような境界の曖昧なところを あえてたのしもうという企画です。 ひとつひとつのジャッジは 読み手のあなたにお任せします。 最後まで、どうぞごゆっくり。 |
さっき、のど自慢を見ていた母が バンドのメンバー紹介の時に 「この人いつも同じ顔だねぇ」と。 間違っちゃいませんけどね‥‥。 (朝顔と昼顔は別の顔?)
まつがいではないのですが‥‥。 うちの父が慣れない料理をしているとき、 ある調理器具が必要になったのですが、 どうしてもその名前が思い出せません。 考えに考えた末、ひねり出した言葉。 「えーと、あのー‥‥ メッシュのボウル取って」 なんだかお洒落な雰囲気ですが、 それは「ザル」のことでした。 (お洒落な父の娘)
私の母は、 電話で「ヴェル」を説明するときに、 「『ウ』に点々で、小さい『エ』に、 大きい『ル』です!」 と言っていました。 (メグミ★ルク)
さっき届いた本部からの指示メール。 「以下の処理を行ってください」 と書くべきところ 「いかの処理を行ってください」 になってました。 皮を剥くとかはらわたを取るとかですか? (どちらかと言えば辛党)
淡路産のおいしい玉ねぎが手にはいったので、 「今日の晩ご飯はこの玉ねぎを使って、 肉じゃがを作ろう」と言い出した母。 でも、肉がなかったので、 冷蔵庫にあったベーコンで代用することに。 彩りがきれいだからと にんじん、ピーマンも入れました。 そして、じゃがいもは 切らしていたので、省略‥‥。 できあがった煮物を母は、 「今日は肉じゃが~」と 言いながら鉢によそっていました。 いや、まったく面影ないんだけど。 (あゐむ)
数十年ぶりに郷里の会社に勤め始めた友人。 ある日「ペンチくれ」と来た客に 「うちにはありません」と答えたら、 同僚が慌てて飛んできて平謝り。 彼女が勤め始めたのは 「東北」の塗料を扱う会社でした。 ペンキなら売るほどあるのにね。 厳密「言いまつがい」でも 「聞きまつがい」でもないのですが。 (ちんぴらごぼう)
朝からスーパーに買い物に行ってきた母。 「あんたの昼ごはんも買ってきた」 と言うので、何かとたずねると、 サンドイッチのパックを私に手渡しながら、「これとサンドイッチ」と言う。 「え? これ(=サンドイッチ)と サンドイッチ?」と聞くと、 「うん‥‥あれ、間違えたわ。 ちょっと待って」と、 スーパーの袋をがさがさと探り、 今度はサラダのパックを差し出して、 「サラダとこれ、やったわ」と。 (どっちもふたつ?)
今日スーパーにて。 私の前の上品なお客様が小さく独り言を。 「あら、まつがっちゃったわ」 知らない人でしたが、 ものすごーく親近感を覚え、 もう少しで追いかけていって 「あなたもほぼ日のファンですか」 と聞くところでした。 (よしえ)
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