その2786 (2011-10-01)
プルルル、プルルル‥‥ガチャ。 「もしもし、○○さんのお宅ですか?」 「いいえ、違いますよ」「失礼しました」 ガチャン、ツー、ツー、ツー。 これが一般的な間違い電話というやつですが、 ほぼ日刊イトイ新聞のお送りする 「まつがい電話」は、ひと味違います。 特徴を端的に述べるなら、 もっともっとドラマティック! 事実は小説よりも、ほんのちょっと奇なり。 どうぞ、最後まで、のんびりお読みください。


友だちの携帯の留守電に、「無事、合格できました! ありがとうございました!」 という喜びの報告が入っていたそうです。 いい話だから、 おめでとうって思ってた、と友だち。 でも、どちらも、本当に伝えたい人に 伝わらなかったんだと思うんだけど‥‥。 大丈夫だったのかなぁ‥‥? (HIME)


以前、葬祭会社に勤めていた時に、 「すみません、飲み放題の予約、 お願いしたいんですけど」 と電話がかかってきました。 一瞬、お通夜で飲み放題? 予約!? と考えてしまいましたが そんなわけないですよね。 居酒屋と間違えていたようなので 訂正しましたが、その後何度か予約のお電話がかかってきていました。 (なお)


「あー、○○です。 先日は結構なモノをありがとうございました。 で、例のオカリナの件、 万事順調ですのでご安心ください。 オカリナ‥‥‥‥あっ! プツッ」 と。その数分後に、 「‥‥すみません、 オカリナの間違い留守電したものです。 ‥‥ワケのわからないメッセージ、 アレ、間違い電話です。 ‥‥えー、忘れてください‥‥ ‥‥消してください」 って留守電入ってた事があります。 おもしろかったのでしばらく保存しときました。 (イトッチ)


朝、起きたら真夜中の12時過ぎに 留守電がはいっていました。 「5階の○○です。 ▽▽さんのおしっこが 15分に出てからそのままなんですが、 至急指示をお願いします。」 ‥‥気になりましたが、 どうしようもありません。 (緑)


携帯の留守録に 「痛風で受診予定の佐藤学生が まだ受診していない。 動けないのか、詳細を連絡してください」 との伝言。 「?? 間違い電話」と思ったが、 何しろ私は佐藤で、 長男は神戸で一人暮らしの学生だ。 知らない間に痛風になったのかもしれない、 いったいどこからの電話だろうと考えているうちに不安になり、 まず長男に電話してみた。 電話に出た長男は 「なに? 来週あたり帰るで〜」と呑気な返事。 やれやれと思った。 が、とすると連絡を待っている先方は 困っているのではと気になってきた。 電話番号検索で分かったのは 海上自衛隊○○学校ってとこから‥‥。 連絡を待ってるなら気の毒だから、 海上自衛隊○○学校へ間違い電話のようですが と連絡をいれておいた。 佐藤学生さん元気にしているかな、 母ちゃんは心配してます。早く受診してね。 (カタンちゃん)


沖縄で学生やってたある日、 どっかのオバァから電話がかかってきて、 いきなり「あー○○ね、あれね‥‥」 と話し始めました。 どうやら親戚の○○さんと 間違えているらしいので、 間違い電話ですよ、と伝えると「‥‥なんで?」 と返されました。 さすが沖縄のオバァだ、と感心しつつも、 理解してもらうのにしばらくかかりました。 (いやその、ウチはララなので‥‥)

「まつがい電話」「言いまつがい」 その他、どのような「まつがい」でも、 私たちにお送りください。 あ、じゃ、やってみようかな、と思った方は 「投稿する」ボタンをクリック。 印象深いエピソードを書いて メールするだけでOKです。 長さとか、言い回しとか、 そのあたりはとくにお気になさらず。 どうぞ、お気軽にご参加くださいませー。
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る
ほぼ日のTOPへもどる