その2849 (2011-12-03)
「もしもし」「はい、もしもし」 「○○さんのお宅ですか?」「いいえ」 「失礼しました」「いいえ」‥‥ガチャン。 と、まあ、これが、いわゆる 間違い電話の典型的なパターンなわけですが、 私たちが時折お届けする「まつがい電話」は かなりおもむきが異なります。 ずばり、もっと劇的、かつ個性的! 電話をめぐる「まつがった」やり取りを どうぞ、最後までおたのしみくださいませー。


最近はないのですが‥‥。 どうやらうちの電話番号は 「スナバ」という飲食店と よく似ていたようです。 普段は「スナバですか?」 と聞いてくださる方が多いので 間違い電話であることを 伝えることができたのですが、一度、 「もしもしスナバ? ○○と△△と□□お願い!」 と言って切った方がいました。 あの方に品物は届いたのでしょうか‥‥。 (常連さんだったのかな)


私がまだ高校生の頃、 携帯に電話がかかってきました。 なまりの強いおばちゃんの声で、 「もしもし? お父ちゃん? あのねえ、法事のスーツ持った?」 と‥‥。 これはまつがいに違いない! と思い、 「あのう、間違えてますよ」と私が言うと、 おばちゃんが間違いに気がつき、 「あらやだ! 実は旦那がスーツ持たないで 新幹線乗ったみたいでね〜」 と事情を喋りだし、 5分くらい雑談してしまいました。 面白い縁もあるんだなぁ‥‥ と電話を切りましたが、 肝心の旦那さん本人は ほったらかしっぱなしですよ〜。 (すかっこ)


仕事中の昼休み、携帯を見ると2件。 明らかに置き電話の番号からの着信で、 この辺じゃない市外局番。 留守番電話に残された メッセージを聞いてみると‥‥。 「あ、お母さんです。 ごはん3合炊いておいて」 そしてその数分後もう1件。 「あ、お母さんです。 ごはん、やっぱり4合炊いておいて」 増えちゃったよ!! 何でだか罪悪感みたいなものを 感じたのを覚えています。 (ミサト)


職場で電話が鳴ったので出ると 他企業への間違い電話でした。 電話を切ってしばらくすると また同じ人からの電話が‥‥。 「はい、株式会社○○でございます」 「えっ? あ! ごめんなさい!」 ガチャ!! 声の主は同じフロアの 隣の部署のおじさんでした。 最初の時も名乗っているんだから 一回で気付いてほしかったです。 ちなみにこの人からの間違い電話は 一度や二度ではありません。 (ちゃんと取引先にかけてください)


10年ほど前。一人暮らしをしていた頃の話です。 仕事を終え、家に帰ると 留守電のボタンが光っていました。 実家の母だろう、と思いながら再生すると しゃがれたおじさんの声。 「兄貴‥‥‥‥もうあかん‥‥ いっぱいいっぱいや‥‥ すぐ来てくれ‥‥」ガチャ。 もちろん私は兄貴でもないし、 いますぐ行ける心当たりはなく。 かなり切羽つまった感じだったので、 切なかったです。 (助かったのかな)


友人Aが中学生のころ、 他の友達と遊んでいたときにBも誘おうと思い、 Bの家に電話しました。 Aは、Bへの嫌がらせでわざと Bの当時の彼女を名乗ることにしました。 しかし、電話に出たのは、Bの父でした。 でもBとBの父の声が似ていたので、 Aはそれに気づかず、 「○○で〜す(裏声で)」と Bの父にひたすら言っていたそうです。 (危うく切られるところだった)

「まつがい電話」に限らず、 さまざまな「まつがい」を募集中です。 おお、これは「まつがい」だぞ、 というものがございましたら、 「投稿する」ボタンをクリックし、 ことのあらましをだいたいの感じで書いて、 仕上がりを過度に気にすることなく、 送信ボタンをひょいと押して 私たちにメールしてください。 どうぞ、お気軽にご参加くださいませー。
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る
ほぼ日のTOPへもどる