その287 (2004-11-27)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


一晩寝かせたカレーが好きな私、その日は徹夜明けで朝早くカレーにありつきました。うとうとしながら食べていたせいで、指にカレールーがついてしまい、そのルーをなめようと指を口元に運びかけた瞬間、なぜか目が痒くなり、手は口を通り越して目へ‥‥。カレールーの付いた指で目をゴシゴシこすってしまいました。うわっ!とわれながらすごいうめき声をあげて涙をぼろぼろこぼしながら洗面所へ駆け込んだことがあります。「カレーは目に入れると痛い」役に立たない教訓を持っています。(LIGHT)


今朝、インスタントコーヒーを入れるとき、スプーンでひとさじマグカップへ入れながら「次の買い置き、確かあったよなあ〜」などと思っていたら、やかんのお湯を、カップではなくインスタントコーヒーの瓶の方へ入れてしまいました。瓶の中身、全滅。(COO)


ドレッシングのふたをきちんと閉めずにフリフリしてしまい、まわりが悲惨な状態になったことがあります。それを会社で話していると社長が「オレはタバスコでそれをやったことがあるよ」と言っていました。目にしみて涙がでて大変だったそうです。(claudia)


ある日、家族と中華料理店へ。姉が、五目焼そばを食べながらしきりにモグモグしている。「この焼そばすごく歯ごたえがあっておいしい」しかし、しばらくして怪訝な顔した姉が焼そばを吐き出したら、輪ゴムでした。1本だけうまい具合に紛れ込んでいました。そりゃ歯ごたえあるでしょ。噛み切れないほど。面白かったけど、以後その店には行ってません。(しゅんたまこ)


家のトイレには窓がなく入る時には電球をつけます。が、癖になってどこの家に行ってもどんなに明るいトイレでもとりあえず電球をつけてしまいます。気づいたら子供も皆やっていました。(九州人)


以前アイスクリームをふうふうして姉に怒られたことのある私ですが、デパートで向こうから見たことのある人が来るなと思い必死に「誰だっけ」と考えつつあいさつしようとしたら、鏡に映った自分であせったことが何度もあります。(えつここ)


ここ2週間ほど、左足を負傷して、歩くときは左足を引きずっていたのですが、ドロドロに疲れた先日のこと、駅から家へと帰る途中で、やけに足が痛いと思って自分を観察すると、いつのまにか健康な右足を引きずって、負傷した左足に体重をかけて、歩いていました。人通りが多かったせいで、すぐには直せず、そのまんま右足を引きずって、家まで帰りました‥‥。(Kaori)


携帯の目覚ましで起きて、寝ぼけたまま携帯を手に台所へ向かった私。麦茶を一杯飲んでいた時、丁度携帯の着メロが鳴り響く‥‥が、今まで持っていたはずの携帯がない?!慌てながら周りの棚などを探しても見当たらず、とりあえず持ってた麦茶のペットボトルを冷蔵庫にしまおうと冷蔵庫を開ける‥‥と、携帯がぽつん。折り返し友人に電話している時、携帯はなんとなくひんやりしていました。(マイコ)


私のおばの話です。この前冷蔵庫を開けたらティッシュペーパーの箱が入っていたそうです。(ほっこりゆ)


山芋をすっているはずがよく見たら大根だったことはあります。(3分の2以上すってから気づいた)


2ヵ月の息子にミルクをあげているとウトウトと寝始めました。見ていた母が「こういう時は足をこちょこちょをすると起きて飲むよ」と言いながら私の足をこちょこちょし始めました。(新米ママ)


車の免許を取ってから10年以上ペーパードライバーで。ダンナの車をちょっとさわらせてもらったんですが、オートマで、エンジンのかけ方を教えてもらってエンジンスタート。車がゆっくり動き出して、「あれ?どーやって止めるの?」ダンナが横から慌ててブレーキを踏みました。あ!車ってブレーキ踏めば止まるんだっけ!それ以来、車の運転は絶対させてもらえません。オートマってパソコンみたいにパワーボタンがあるんだと思ってました。(ぴよぴよ)


PCの前で紙に文章を書いてて、トイレに立ち上がるとき無意識に「Ctrl+S(保存)」を押してます。(みなまる)


子供の頃の姉はおばあちゃんの家に行くとよく洗濯機とトイレをまつがえてパンツを便器に放りこんでいました。そのトイレはくみとり式(世に言うボットン便所)。さようならパンツさん。(口止めされた妹)


昨夜の入浴前、洗濯物が乾いているかどうか確かめようとして、干してあるパンツを手にしたら、まつがえて臭いをかいでしまいました。(柔軟剤のいい香りがしました)


レジでの打ち間違いです。お客様が食料品を1品持ってきたのでバーコードを通していつもどおり処理するとお客様が合計で出た数字を見て目を丸くして驚いていました。買った商品は数百円なのに出てきた数字はなんと数兆円!見た瞬間私はふきだしました。どうも商品登録時、値段の欄にバーコードをスキャンしてしまったようです。(何買ったんだ?)


『あたしんち』の大ファンです。10年ほど前は、Y新聞の日曜版で知る人ぞ知る存在でした。新聞を変えたので読めなくなりあきらめきれない私は、Y新聞を購読してる友達に「お願い!『あたしんち』、切り取っといて」と頼みました。友達はふたつ返事で引き受けてくれたので、すっごく楽しみにして一ヶ月後訪問すると「いや〜、思ったより大変だったよー、はい!」と手渡されたのは大量の『コボちゃん』‥‥。毎日根気よく切り取っとってくれた彼女のがんばりを思うと「違うよ〜」とは言えませんでした。(10巻の表紙はお父さん)


学校帰り家路を急いでいると車に乗った女性から声を掛けられました。「あなた1年生?もう3年生は帰ったのかしら?」「私3年ですよ」「あら、ごめんなさいね。修学旅行からもう戻ってるのね」ここで新たなまつがいに気付きました。彼女は私を中学生と思っているようですが、当時私は高校生。確かに制服はどちらもセーラーでしたが、襟のラインとかリボンとか違うのに!しかも高3なのに中1とまつがわれてる!まつがえすぎ!自分が高校生であることを彼女に伝えると、ものすごい速さで消えていきました。(もも)


関西空港のキャッシュコーナーでお金をおろそうとして、カードが使えなくってテンパっていました。隣にいた親切なおじさんが色々助けてくださって、最後に、「ありがとうございました」って言ったら「日本語上手ですねー」って。私は日本人です。いちおう、「そうですかー?」って言っときました。(yayoi)


朝、電話が鳴って目が覚めました。出ると、「目黒警察ですが、お財布が届いてます。中目黒で落とされたようですね」とのこと。確かに、中目黒で飲んでました。かばんの中にも財布はない。落としたのは間違いない。けれど、私の家は五反田なんです。中目黒でタクシー乗るところまでは覚えているんです‥‥。どうやって帰ってきたのか、未だに不明。泣き落としたか?運転手さん、ごめんなさい。(にゃー)


メガネをかけたまま寝てしまう父。寝返りを打って、壊してしまうためある日、母が寝ている父のメガネをとろうとすると‥‥。寝てるはずの父が、メガネを取ろうとする母の手を抑えて、一言。「あかん!メガネとったら夢が見れられんようになる!」(ちこり)


大学生の時、友人と広島を旅行していて電車にのっているときの事です。窓の外を見ていると、きれいな水辺の風景が見えてきたので、「すごいきれいだね、湖かな?川かな?」と言っていたら、隣にすわっているノートで漢字の練習をしていた外国の女性が「ウミデース!」と、教えてくれました。そうです、いわずとしれた瀬戸内海。日本人としてはずかしい、まつがいでした。(ももよん)

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