その289 (2004-11-29)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


息子、小1のときの国語のテストです。「たかい(高い)」の反対語を書く問題に「いかた」と答えていました。(文豪の母)


中学校の公民のテストが返却されたが、友達が不服な顔をしていました。彼に理由を聞いてみると、「大都市の中心部の人口が減少し、周辺部の人口が増大する現象をなんというでしょう?」という問題に「ドーナツ化現象」と答えたのに×になっていたとのこと。その後、彼が先生に抗議しに行きましたが、恥ずかしそうにすぐに帰って来ました。彼の答案には、「ドナーツ化現象」と書かれていたのです。(kazu_ma)


私の友人は中学時代の国語のテストで「序詞の定義を書きなさい」の解答をど忘れし、苦し紛れに書いたのが「枕詞の親分」先生からは「惜しい!」とのコメントは得られたものの、点数は得られなかったそうです。(せいぜい「兄貴分」では?)


化学の教師をしています。「凝固点になっても物質が凍り始めないことを何というか。3文字の漢字で答えよ」という問題。「過冷却」が正解なんだけど「不思議」って書いてる生徒が1人。確かにこれも正解って思いながら泣く泣く×しました。個人的には花○あげたかった‥‥。(ヒメ★)


高校生のとき、友人が家庭科のテストでやってのけました。「うまみの成分は何か?」という設問で、答えは「アミノ酸」なのですが彼女は堂々と「味の素」と記入。返ってきた答案には「不正解ではありますが先生的にはハナマルです」と書かれていたそうです。彼女も先生も素敵だ。(あの頃君の呼び名はちゃーさん)


高校時代の生物の模試に、「この実験には下に挙げた器具以外に足りないものがひとつある。それは何か?」という問題がありました。生物の苦手な友人は苦し紛れに「夢」と答えそうです。(先生は点をあげようかと思ったとか‥‥)


私の妹の話です。宿題で「次の漢字を読みなさい」という問題がでた時のこと。母がふとその宿題の解答欄に目を通すと、白紙のままなので注意すると、「だって読んだもん!」と逆切れされたそうです。そうです、妹は素直にもそのまま口に出して読んだらしい‥‥。ちゃんと解答欄あったのに‥‥。(ある意味正解!)


小2の息子が学校から持って帰ってきた詩(?)です。アタマに「かきくけこ」の5文字を使って書いてありました。「か」柿の木に柿の実がなったよ「き」黄色い実だよ「く」食ったら「け」けっこう「こ」うまかった前半は、「お?北原白秋か?」なんて親バカしましたが、後半のあまりのスピード感にずっこけました。先生も勢いにまけたのか、最後「こ」じゃないのに丸がしてあったりなんかして。(ちぴろん)


中学生の頃、地理のテストで全然わからなかったので、とりあえず解答欄は埋めようと思ってやけくそで「段々畑」と書いたら‥‥正解でした‥‥。授業で「段々畑」を習った記憶はまったくありません。(ほっしぃ)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる