その331 (2005-01-10)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


高校生の時の世界史のテストで、答えが「アダム・スミス」のところに友達が「マダム・スミス」と書いていたので数人で大笑いしていたら、笑っていた人たちのなかに「ブライアン・アダムス」と書いたヤツがいた‥‥。(今は昔)


中学のころ、クラスの男子の一人が、ある解答欄に「マルゼン」と書いたそうです。その欄の答えは「コロンブス」。彼の脳内ではコロンブス→マゼラン→マルゼンという脳内変換があったと思われます。逆にアリ。(はなこ)


ECを「ヨC」って書いた、というのがありましたが、甘いです。私が中学生の時の社会のテストで、ある友人は「EC」と「ヨーロッパ共同体」を両方書くところで、「ヨC」「Eーロッパ共同体」って書いていました。(おかだ)


短大時代のこと。毎回出席を取らない「生物」の先生がおりました。1度も出席しなかったのは私だけではなかったのでテスト前になると、数少ない出席者のノートを頼りに一夜漬け。テスト本番、「ライオンとヒョウの狩りの違いを述べよ」という問題が出た。借りたノートには書いていない内容だったので、適当に考えて「ライオンが集団で狩りをして、ヒョウは単独」と書いた。終了後、何人かの友達と答えあわせをしていたところ「そーゆー意味の問題だったの?私、『トラックの荷台にエサを置いて、入ったところで閉める』って書いちゃったよ〜」「私、『ヤリを持って追いかける』って書いた」かんつがいしたからって、生物の問題でこんな答えはありえない。採点した先生は、さぞ楽しかったろうと思います。(にょり)


高校の現代文のテストで、「島崎藤村」がなかなか覚えられなかった友人は、苗字が二つ続いている様な名前だということを発見し、「しまざきふじむら」と覚えたところ、テストの本番でどちらが先にくるのかわからなくなってしまい、悩んだ挙句、「ふじむらしまざき」を採用し、見事に玉砕していました。(藤村島崎)


小学2年生のときの理科のテストで「日のあたるところに、水をいっぱい入れた洗面器を置きました。しばらくして見に行くと、洗面器の中の水がなくなってました。どうしてでしょう?」という問題に、私は「洗面器に穴があいてたから」と答えを書き、見事に×をもらいました。その時母は「もしかしたら穴があいていたかもしれないわよね」と慰めてくれました。(やま)


顕微鏡の各部の名称をテストで出題したら、クラスに必ず5人くらいは「たいぶつ(対物)レンズ」を「かいぶつレンズ」と書く子がいました。(しゅんず)


高校生のころやっちまったまつがい。「『舞姫』の作者は誰か」という問題で名前はわかるが漢字がわからぬ、ん〜困った、と思いながらもなんとか書いてテストは終わったけれど、答案返却されてガックシ。だって「森論外」って書いてたの、私ってば。先生のコメント、「お前が論外だ」って冷たく書いてあった。(44)


同窓生で教師になった人がいる。「『どんより』という言葉を使って短文を作りなさい」という問題で、「うどんよりソバが好き」という回答にバツをつける時、なんだかすごく忍びなかったそうだ。私が教師なら花丸あげる。(直子)


高校のときの同級生のH君は「あなたの考えた短歌を書きなさい」という問題に「石野真子なんでそんなに可愛いの私のドンと呼ばせてください」と書いたら「ふざけるな。10点減点」と書かれて本当に減点されていた。ワタシ的には10点あげたいくらいの記憶に残る作品でした。(おかじまくん)


知人が予備校の採点のバイトをしていたときの話だそうです。化学の問題で、「塩酸に()とか()を入れると()を発する」の問題文で、()の中を埋める穴埋め問題がありました。ある答案を見ると『塩酸に(大)とか(げ)を入れると(奇声)を発する』と書いてあります。何だこりゃ?と思って読み返してみると‥‥「塩酸にオオトカゲを入れると奇声を発する」決して間違いではないと思い、三角をあげたそうです。(おおとかげのさけびごえ)


中学のとき、社会の試験でアメリカ大陸の5大湖をすべて書きなさい、という問題があった。4つまで思い出せたがあと1つがわからなかったため、「マリ湖」と書いた。マリコは、社会の先生の奥さんの名前。もちろん×であったが、答案用紙を返してもらうとき、小さな声で「ありがとう」と言われた。(尚美)


中学の社会科のテスト中のこと。問題と解答用紙が1枚の紙に印刷されていたので、解き終わった私は、解答用紙を手書きの点線に沿って切り取り始めました。ビリ、ビリリ‥‥すると−−−<キリスト>−−−何度目をこすっても、「キリトリ」ではなく「キリスト」と書いてありました。確かにキリストはテスト範囲だったけど‥‥。テスト中なだけに、へたに笑うこともできず、ベルが鳴るまで鼻をつまんで吹き出さないようにしてました。(min)


数学のテスト後、テストのできについて友達と話していました。私は、「70点ないかも」と言ったつもりだったのに「700点ないかも」と言ってしまいました。100点満点のテストなんだから、ないに決まってるよ‥‥。(yosimiti)


高校の地理のテスト。選択肢の記号がイ、ロ、ハと続いているようで、突然カとかタとか出てくるので、何だろうと思いながら埋めて行くと、回答欄には「イロオトコキヨタカ」という答えが完成した。(清孝先生、お元気ですか?)


伯母が高校入試のときにどうしても思い出せなかった湖の名前がありました。答えは「チチカカ湖」。そしてそんな伯母の名前は「チカコ」思い出せなかったことが悔しくて悔しくて40年近く経った今でも忘れられないそうです。(残念無念)

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