その355 (2005-02-03)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


母がふと思い出したように言いました。「あの映画見てみたいなホラ、今キムタクがやってる‥‥『ナムルの動く城』!」お母さん、ナムルは動かない!(母親検定2級娘)


夫の母から電話が掛かってきました。「『ハウルの動く物置』の絵本、○○チャン(ウチの息子)が読むなら買ってあげようか?」「物置」って‥‥。(こぼ)


うちの子(5才)は『ハウルのホントは動く城』と言います。語呂がいいのか、最近では家族にも伝染。(のんのん)


先日、友達と3人で帰っている際『ハウルの動く城』について話していたとき、わたしが「ハウルの声優って誰だっけ」と言ったところですかさず友人が「木村たくよ!」と。(ハウルの歩く城)


ジブリ映画の言いまつがいを見て、ずっと昔友達に「ねえ、『紅の豚』もう食べた?」と聞かれた事を思い出しました。(食べてません)


『カンフーハッスル』を観に行った時の事です。チケット売り場に着くなり「『ハンフーカッスル』、2枚っ!」と言ってしまいました。すぐ気づいたんですが押し通しました。(映画好き)


先日、映画館前で上映時刻などを確認していたところ初老の女性に声をかけられました。「『北のゼロ戦』はこの映画館で違いないですよね?」そんなきな臭い映画はやっていないのと違いますか。(しかも『北の零年』の上映は向かいの映画館)


家族で新しいドラマの話になったとき。「私アレが今んとこすきだなぁー」と私が言うと、弟がすかさず「お姉ちゃんが好きなのはあれでしょ。『不自然なジーン』」‥‥何が不自然なんだ弟よ。(単子葉類)


新ドラマの話になり、何を見ているのかをあげていたとき、N氏が「あと、『不機嫌なジーコ』」。日本代表にゲキを飛ばす、代表監督の姿が浮かびました。(きゅあら)


正月番組で、アメリカの体操選手であるハム兄弟が出演しているのを見て、母が一言。「あら、ロース・ハムなんておもしろい名前ね」「それじゃ、ただのハムだよ。ポール・ハム!」と返答したところ、またしても、母は、「えっ?ポーク・ハム?」と聞き返してくれました。(困り果てた人)


職場の人たちと映画『天使にラブソングを』の話で盛り上がっていた。するとバイト仲間の女の子がその話の輪の中に入ってきて、主演女優の「ウーピー・ゴールドバーグ」を言おうとして「キューピーコーワゴールド」と、見事に言い切った。一同唖然。(天使にビタミン剤を)


テレビで話題の沖縄出身バンドを見た母。「あっ!アップルプルプル!!」テレビにはオレンジレンジが‥‥。(とむかな)


『行列ができる法律相談所』のことをわかっているのに言いまつがえてしまいます。『法律のできる法律相談所』と。当然というかなんというか。(角田)


中学時代のとあるクラスメートのセリフ。「昨日の『法律のできる行列裁判所』見た?」もはや何が何だか。(ゆうやけ)


父は『渡る世間は鬼ばかり』を『鬼のいぬまに‥‥』と言います。あとにつづくような言い方です。いつもそこで間違いに気付くようです。(もも)


家族で「劇団ひとり」さんが出ているテレビを見ていた時、うちの母が「この人最近、よくテレビに出てるわねぇ。ひとり芝居だっけ?」と言っていました。おしい!(どすこい)


ずいぶん前のことですが、テレビを見ていた母が、「あっ、デルモンテ小暮!この人、早稲田出身なのよねー」出身大学はあってるんだけど‥‥。(お三つ)


会社裏にあるカイロプラクティック、先生がすごくかっこいいらしい、友人にその事を教えたかった私。「あそこのカイロプラクティック、先生が武田信玄に似たイケメンなんだって!」真治はイケメンだが、信玄はイケメンだったのだろうか?(証拠不十分)


久々に家族で外食しようと駅前で待ち合わせました。ひとり遅れた母から、父の携帯に場所確認の電話が。「うん。皆そろってるよ。そうそう、駅前の。ここはね、ナンキンドーナツの前」中華フレーバーが充実してそうです。(玉すだれもある?)


母は大型量販店「ドン・キホーテ」のことをなぜか「サルパンチョス」と呼びます。正式名称は「ペンギンのサルパンチョス」です。(がっこ)


ダンナと保険の見直しを検討していたときのこと。私はダンナに提案した。「アフリカンホームダイレクトのはどうだろう?」瞬間、頭の中に、マサイ族の皆さんが親切そうに見つめてくれてる図が浮かんだ。(健康が一番)

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