その365 (2005-02-13)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


アイスホッケーをやっているんですが、社会人チームの練習って、遅い時間になりがちなんです。ある日の練習も23時からでした。仕事でクタクタなんだけど、でも練習には出たくて、半分寝そうになりながら着替え始めたんです。スケート靴履こうと思ったら、入らないんです。靴ひもを目一杯緩めても入らないんです。スニーカー履いたまま、スケート靴履こうとしてました。履けるわけないですよね‥‥。(春)


夏休みに家族で母の実家に滞在していた時のこと。深夜、居間で一人お茶を飲んでいた母。「がたっ」という怪しい物音を聞いて身構え、洗面所に走るなり外に向かって「わふっっ」と吠えました。どうやら「さては野良猫、ならば犬で対抗や!あ、でも時間も遅いし」ということで控えめに吠えてみたらしいです。真っ暗な闇に響く、抑えた犬の鳴き声。数分後、冷凍庫で氷ができて落ちた音だったことに気づき、涙を流して笑いながら姉に報告していました。(弱気な犬の娘)


数年前、祖父母と温泉旅館に行った時、朝風呂に入ろうと引き戸を空けた瞬間目に入ったものは、何と、風呂いすに座ってボーっと歯を磨いているお姉さん。19歳だった僕の目には刺激が強すぎでした。固まるお姉さん。とりあえず必死で謝って逃げ出す僕。しかし、確かに出口には「男湯」の文字がありました。そしたら今度は、祖母の悲鳴とともに、「女湯」からあわてて出てくるおじさんの姿が!どうやらそこの温泉は、朝と夜で「男湯」「女湯」が入れ替わるシステムで、夫婦そろって逆の方に入りまつがってしまった模様。朝イチから心臓に悪かったです。びっくりしたなぁ‥‥。(starplatina)


何まつがいになるのかわかりませんが、ある朝、鍋を見ると前日の残りと思われるカレーがあったので、おいしくいただいてました。それを見た母が「それカレーじゃないよ」あ〜、言われて見ればカレーじゃない。さらに母から「ハヤシライスでもないからね」‥‥ビーフシチューでした。(味うぉんち?)


某ビストロでビーフシチューをオーダーし、食べ始めたら、いつもと味が違う。「私も違いがわかる女になっちゃった?」とひとり照れていたら、支払いの時に違いの秘密が判明した。「ビーフカレー」だったー。(がんばれ28歳)


私と友人が自販機でジュースを買おうとしたときのこと。その友人はコーラが飲みたかったのですが、あいにく品切れ。でも、「ないんじゃ、しょーがないなぁ」とか言いながら、彼がジュースのボタンを押したらなんとコーラが出てきたのです。あまりの偶然に思わず、「この自販機、中に人が入っているんじゃないか?」と疑いそうになりました。(みやざき)


子供の頃の話です。とあるドライブインでコーヒーフロートをたのみました。混んでいたのか結構長時間待たされてやっと口にしたコーヒーフロートは「すっぱい!!」母親に言ってクレームを伝えてもらったところお店の人が平謝りしてきました。すっぱいコーヒーフロートの正体はなんと「ところてんのつゆ」でした。ガンガンかき混ぜてアイスを溶かした「ところてんのつゆ」は30年たった今も忘れられない位に激マズでした。(ぴぃ)


ファンタグレープを買ったらホットだった方がいらっしゃいましたが、私は体育の後、アクエリアスを買ったらホットだったことがあります。まあ、ホットがあるような季節だったので、意外といけました。(ぎょもこ)


まだ若かりし頃の事ですが、駅の自販機で切符を買おうと思ったら1万円札しかなくて窓口へ行って、元気よく「両替お願いしま〜す」って言ったら駅員さんが「3000万円ですか?」って?手に持っていたのは、宝くじでした‥‥。(今なら3億円)


同期が会社で受付譲をやっていたのですが、ある日会社の前をウロウロする男性が。なんだろう?と思っていたら意を決したように入ってきて受付にいる同期にヒソヒソと「恐喝のご相談はどちらに‥‥」と聞いてきたそうです。「???」となった同期。でもさすが受付譲、動揺しつつも「そうゆうご相談は向かいの〇〇署に」と切りかえしたそうです。うちの会社は警察署の目の前です。(なぜ間違える?)

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