その456 (2005-05-15)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


うちの子供たちにカップヨーグルトを出してくれた実家の母。そのうちの一つがカップ入り納豆でした。食後のデザートに納豆はちょっと‥‥。(ジェロモモ)


わが家の朝はいつもあわただしい。今朝も「ホラ早くしなさいい。あらっ誰?卵焼き残してるの。んも〜せっかく焼いたのに‥‥」と子供たちをしかっていたら‥‥。子供たち、「それおかあさんが残したパンの耳」。無言でかたづけました。(親の親の顔が見たい)


私は、夜、炊飯器にお水とお米をセットして朝に炊き上がるように予約のタイマーをかけておきます。しかし、翌朝起きてみるとごはんが炊けてなくてよく見ると炊飯ボタンを押し忘れていて、慌てて押しました。しばらくしてから「もう炊けたかな〜」と思って見てみるとタイマーを解除するのを忘れていたためやっぱり炊けていませんでした。その日の弁当作りはあきらめました。(もにゅう)


私は電車に乗ってました。初夏の陽気と人込みで頭がすっかりのぼせてました。朦朧とした頭で自動改札に突っ込んだのは定期ではなく時刻表(紙製三つ折り)。当然通れませんでした。中で詰まり、駅員さんが来る騒ぎになりました。ごめんなさい。(改札には魔物が棲んでいる)


私は初めてキーレスエントリーの車を買った後に何回か玄関のドアの前で「開かないなぁ」と思いながらボタンを押し続けていたことがあります。しかも、次の日乗る時ロックが外れていたことが何度かあったので、見えないところで車は反応していたと思われます。(みんと)


キーホルダーで部屋の鍵を開けようとした方がいらっしゃいましたが私は以前酔っぱらって、部屋の鍵で自販機を開けようとしたことがあります。なにひとつ覚えてませんが一緒にいた友人によると私は烏龍茶を買おうとしていたらしいです。ちなみに、「なんでとめてくれなかったの」と言ったら「関西の人だからボケやってるのかと思った」と言われました。東京在住、1ヶ月目のことでした。(友人も色々まつがってる)


先日の朝、近所のリサイクルショップで格好いいマガジンラックを見つけて購入したのですが、家に帰ってよく見ると、ただのスリッパ立てでした。朝の買い物は危険です。(d)


沖縄の友人のまつがい。学校帰りに雨に降られた友人は、子猫を見つけました。自分と同じく雨に濡れた子猫に、胸をきゅ〜んとさせ近寄ると、ウシガエルだったそうです。沖縄っぽい見まつがいだな〜と思いました。(wawa)


一度に買いすぎてしまったなぁと思いながら、スーパー横のやや長いスロープをゆっくり上っていたら上のほうに自転車が見えました。あ、下りたいのに待っていてくれているんだ!と思い、軽く頭を下げつつ、できるだけ急いで上り一言お礼を‥‥と顔を上げました。その自転車は無人で、ただとめてあっただけでした。目が悪い私も私だけど、とめる場所を考えてほしいわ。(急いだからアイスは無事)


昔、彼氏の運転で給油をしに行った時、彼は「給油口開けてくださーい!」と言われまずトランクを開け、まつがいに気づき別のレバーを引くと今度は自分の背もたれが倒れ、しまいには灰皿を渡すときに、閉まったままの窓に思いっきりゴツンとやりました。3連発は圧巻でした。(スミコ)


免許をとるために教習所に通っていた時のこと。冬だけどポカポカ陽気で車内がとっても暖かかった路上教習での出来事。交差点に差し掛かった時に教官がいきなりブレーキをかけました。いったい何事かとビックリした私、睨む教官。動転しながらもよくよくまわりを見ると赤信号‥‥。ポカポカ陽気のあまりの気持ちよさに、隣に教官を乗せ、仮免許の分際で居眠り運転をしていたのでした。(これで目が覚めた)


こないだ母に「これから買い物行くけど何か買ってきて欲しい物ある?」と尋ねられ、ちょうどラーメンにのせるチャーシューが欲しかった私は「チャーシューが欲しいんだけど最近のチャーシューってハムとどう違うんだかわかんないのあるじゃん。ああゆうのじゃなくてラーメン屋で出てくるようなの買ってきて」とお願いしました。そして約30分後、帰ってきた母が「買ってきたわよ」と差し出したのは「ハム」でした。私の説明の仕方が悪かったのでしょうか?(テディ)


京都の話です。高校生の娘から聞いたまつがいです。この間娘の高校は遠足で、銀閣寺方面の大文字山に登りました。集合は「銀閣寺道」でした。クラスメートの男子が一人「金閣寺」へ行ったそうです。結局その子は来ませんでした。地下鉄の駅で反対方向へ走っていく彼を見かけた子たちがいるそうです。銀閣寺は京都の東の外れにあります。「金閣寺」は西大路で、全く反対側にあります。バスで1時間以上かかります。「金閣寺に駆けつけたら誰もいなかった高校生」の姿を想像して思い切り笑いました。おーい、気が付いたんだったら、呼び止めてやれ〜〜、同級生!(ゆうゆ@京都)


終点まで行く電車に乗ったはずなのに途中駅で「当電車はこちら止まりです。終点までは次の電車に‥‥」とアナウンスが。怪訝そうな顔をしてゾロゾロとホームに降り立つ乗客達が三分の二ほどが降りたところで「失礼しましたっ!」とアナウンスがあり間髪入れずドアが閉まって発車しました。私は難を逃れ、ホームに残された人々の呆気にとられた顔に見送られました。(のんびり屋でよかった)


私の先生のまつがいです。先生が以前タクシーに乗っていたとき当時皇太子妃だった美智子さまの車と一瞬並んだそうです。先生は、ご挨拶を!と思い、とっさに手を上品に振ったら、それをご覧になった美智子さまは、笑顔で会釈して下さったそう。戦前生まれの先生は「私がお辞儀をして、美智子さまが手を振るものなのに反対だったわ!」と長年悔やんでおられました。でも先生はとても上品。(はなな)

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