その462 (2005-05-21)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


すまし顔で宅配ドライバーの方から荷物を受け取り判子をおして「ご苦労様」と言ったものの伝票ではなく、シヤチハタを差し出しました。(ざじこ)


小雨の日、仕事で終電間際の電車に乗った時のこと。自宅のある駅に到着、電車から降りると同時に傘をさし、疲れた体でとぼとぼとホームの階段を上がりました。階段を上り切ったロビーではっと我に返り、傘をたたむ瞬間、恥ずかしくて周りが見られませんでした。(屋根あるって)


メールを打とうとケータイを取り上げた私、静かにするためにテレビの音を消そうとして、ケータイのボタンを押してしまいました。それも連打。消えない、あれ?あれ?アレ?ケータイの画面には「11111‥‥」(ぷるっぷる)


仕事に遅刻しそうになり、ものすごく急いでいた朝。玄関から出て、10歩くらい走ったら何か変。ふと足元を見ると、右に自分の、左に娘のスニーカーを履いていた。こんなの漫画の中だけかと思ってたのに、まさか自分がやるとは。(なおちん)


先日の朝、遅刻しそうになってとても急いでいた高校生の妹を車で送っていった母から、写メールが送られてきました。何かと思って見て見たら、なんと、妹が、右足にスニーカー、左足にローファーをはいている写真が!妹は学校に着いて車を降りるときに母に発見されるまで気づかなかったようです。でも器用に右足には右足の靴を、左足には左足の靴を履いていた妹は、なんてすごいんだろう。そんな私も学校にスリッパで行ったことのある姉です。(やっぱり姉妹)


夜遅く帰った日のことです。廊下に、ナイキの大きなマーク入りの紙袋が置いてありました。「家族の誰かが何か買ったのかな〜」などと、ぼんやり思って側を通り過ぎその日は寝ました。次の朝、その紙袋を明るい日ざしの中で見ると宅急便の送り状が貼ってあり、その上に太いマジックで大きくチェックしてあるだけのただの紙袋でした!(ナイキの食料品)


あれは私が小学4年生の頃でした。掃除の時間、廊下の流しで一人雑巾をしぼっていると、後ろから「食らえこの野郎!」の叫び声とともに、私の背中に強烈な空手チョップが。びっくりして振り返ると、そこには知らない男子生徒が。その男子生徒は唖然としている私に、「あっすみません。間違えました」と一言謝り、何事もなかったように去っていきました。(相当痛かったんですけど)


今から二十数年前、まだ工学部の学生が就職で引く手あまただったころのお話です。企業の採用担当の方が研究室に挨拶に来られ、差し出したのは細長い直方体の包み。甘党の教授は「羊羹だ♪」と冷蔵庫に入れ、学生が集まったときにさあ食べようと出してみたらよぉく冷えたコンパクト折りたたみ傘が出てきたそうです。(にわのわに)


銀行の通帳がみつからないので、1050円払って再発行を申し込みました。1か月後の受け取りの日、こんどは再発行申込書の控えがみつかりません。家中さがしてもみつかりませんでした。そのかわり、なくしたはずの通帳が出てきました。余計にへこみました。(MAD)


ちょっと緊張するおでかけの後、さぁ帰るぞ!と車に乗り込みました。エンジンをかけ、座席を前に出して、シートベルトをし、ブレーキを踏み、シフトをドライブにいれ、サイドブレーキをおろし、ブレーキを離して「さぁ出発!」ゆっくり出発する車。と同時に、左手がなぜか座席のスライドレバーを引いていて、勢いよくさがる座席。パニックの中、必死にハンドルにしがみついてブレーキを踏んだので、駐車場から半分出ただけで停止しましたが、しばし呆然としました。なんだったんでしょう?初体験でした。(最初で最後にしたい27歳女子)


友達の話ですが、自転車に乗っていた彼女は、すこし急な坂を登るときに勢いをつけようと、原付バイクの癖で、つい右ハンドルを回そうとしてしまったそうです。でも彼女は5年くらいバイクにはまったく乗っていないのです。(自転車でウインカーを出しそうになる、というのはある)


とある会社での就職試験でのことです。筆記試験で問題用紙と答案用紙が配られ、「始めてください」と言われて問題を解きだした私たち。選択式の問題でした。1問目‥‥ふむふむ、答えは「a」だな、と答案用紙を書こうとするとすでに「a」が書かれていました。不審に思いつつ2問目、3問目と進むうち、答案用紙ではなく解答用紙が配布された(空欄には答えがすべて印刷されていた)ことに気がつきました。周囲の人と顔を見合わせ、会議室を出ていった会社の方を呼びにいきました。まだ若い男性社員は真っ青になって戻ってき、10分後にちゃんとした答案用紙が配布されたのですが、まったく同じ問題のため、気持ちがまったく萎えてしまいました。(その会社はその後いきませんでした)


以前、リリー・フランキーさんの本が「外国文学」の棚にあったという投稿があったと思いますが、私のよくいく本屋ではリリーさんの著作は「女性作家」の棚にあります。(由美)


近所にセントバーナード犬の置物が置いてあります。子犬をつれて散歩していると、犬はいつもそこで立ち止まり、しばらく眺めてから、かまってほしそうに鳴きはじめます。(まり)


今朝のことです。テレビのチャンネルを変えたら、エプロンをつけた人がなにやら大きな缶を開けていました。缶の中には、クリーム色のとろりとしたものが。クリームチーズが何かかなー、と思い、思わず「美味しそ〜」と言ってしまってから、気付きました。缶の中身はクリーム色のペンキだということに。絶対美味しくなさそ〜。(くらむぼん)


中学校時代、友達に双子がいて、先生などに間違えられるのがとても嫌だったらしい。あるとき学校で、姉のA子が、妹のB子の教科書を間違えて持ってきてしまい、返すためB子を探していたら、廊下の少し離れたところにB子を発見。2人とも駆け寄って、A子が教科書を差し出すと、B子も同じものを差し出した。おかしいと思ってよく見ると、B子だと思っていたのは大きな鏡に映った自分だった。いくらそっくりだからって‥‥。(ジャンガジャンガ)


今朝は用事で、いつもより1時間早く家を出なくてはいけなかったので、マイペースな子供(2歳)を急かしながら必死で支度していました。朝ごはんを食べ終えた子供を着替えさせて玄関で靴を履かせてからふと見ると子供がパジャマを着ていました。今日は、子供がご飯を食べたらすぐ家を出られるように着替えさせてからご飯を食べさせていたのでした。二度手間でした。(もこ)


あの日は、すごく疲れていました。前日からサスペンダーを使用し始めたことをすっかり忘れてトイレに行ったときのこと。ズボンがなかなか下りないので、やっと気づき、ズボンは下ろしたのですが、その下のパンツを下ろすのを忘れてしまいました。捨てるか洗うか悩みました。(捨てました)


PC画面、次ページへ移ろうとPC本体をめくろうとした。(老眼)

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