その466 (2005-05-25)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


小学生の娘に買い物を頼まれました。「黄色と青の、あかえんぴつ!」(寒月)


テレビで客船を操縦するシーンを見た7歳の娘。さっそくお船ごっこ開始。「おおさじいっぱ〜い!」‥‥「おもかじ」だよね、きっと。(なんとなく納得)


スーパーで、はぐれそうになってアセったのか、息子が私を「ナマーッ」と呼びました。まあ、生といえばナマですが‥‥。(ナマハハ)


画鋲を見て、「ぎゃぼんが落ちてる!」という投稿を見て思い出しました。うちの息子は、「あっ、ガビョーンだ」と言っていました。(MRE店長)


小学3年生の娘の身体測定がありました。私「何と何測ったの?」娘「身長と体重とがこん」「がこん」?娘よ、それは「ざこう」?(かおり)


3歳の弟のひざ小僧のかさぶたを見た5歳の娘は「ほら、見て。ぶたかわ!」言いたいことはわかる。(うちの方言では「とう」)


うちの息子が3歳ぐらいのときのこと。ところかまわず甲高い声をだして騒ぐので、よく「そんな金切り声をださないで!」と注意していました。ある日、「電話をかけるから、静かにしててね」と言ったら、真面目な顔で「うん、ぼく、カマキリ声だしちゃいけないんだよね」カマキリの声って、どんな声!?(親カマキリ)


娘の通っている保育園では、冬、渡り鳥が来るころになると、園児を連れて近所の川までお散歩に行って、川にいる白鳥や鴨にパンをやります。今朝、車で走っていて川を渡ったとき、娘が「ここ、来たことあるよ!」と言うので、「お散歩で来たの?」と聞いたら、「パンに餌やりに!」(年長さん)


電車が大好きな孫(2歳)を連れ毎週日曜日に、新幹線ホームに出掛けます。やさしい駅員さんが、入場券をプレゼントしてくれました。「やったー!おまわりさんにきっぷもらったぁ!」たしかに服装はよく似ているけど‥‥。おまわりさんにきっぷはもらいたくない。(りょうちゃん)


我が家の娘の、幼稚園時代のまつがい。食卓にひじきの煮物を出した時。娘「みっちゃん、はじき大好き!」母「えっ!ハジキ?」娘「あっ、おはじき、かなぁ」丁寧に言っても、それ、食べ物ではありませんからー。あぁ、あの頃は可愛かったなぁ〜。(思い出に癒される母より)


ある日、夕飯でひじきを食べていたら、2歳の子供が「きんにく!きんにくちょうだい!」指をさしているところを見たらこんにゃくが‥‥。(ユキ)


従姉妹が3歳頃のこと。母親に「コカコーラを買ってきて」と頼まれ、一人でお店にお使いに行って言いました。「コケコッコ下さい」考えたお店のおばさんは卵を渡してくれたそうな‥‥。(考えたおばさんも偉い)


下の娘が4歳の時、知り合いの方にお菓子を頂きました。娘の好きそうなお菓子だったのですが、うれしそうにお菓子を見るばかりで、お礼を言いません。ちょっと、つついて「何ていうの?」と促すと「おいしそう!」慌てて「違うでしょ!」というと「お姉ちゃんの分もください!」(2つ貰ったらありがとうといえました)


私が幼稚園児だった頃、父の帰りが遅いと、しきりに母に「おとうさん、うきわしてたらどうしよ〜。うきわしてたら‥‥」と、心配してたそうです。そういえば、メロドラマ好きのおませさんだった‥‥。(おかだ)


子供の頃、お蕎麦屋さんから出前を取ることになりました。「私、たぬきうどん!」「お母さんはきつねそば!」「お父さんはたぬき!」「みーちゃん、くまがいい!」当時5歳くらいの、妹のカワイイ言いまつがいでした。(「下の動物園」は私もやりました)


数日前、庭に一歩踏み出した息子が「ボール虫!」と叫びました。え?ボール虫?聞いたことないなー。「もしかして、だんごむし?」と聞かれた彼は少し恥ずかしそうに「ああ‥‥そうそう。だんごむし」(アメリカ在住ボク5歳)


もうすぐ3歳になる息子と夫の会話です。息子「おとうちゃん、チャッチャボールやろうよ」夫「え?なに?」息子「だから、デッドボールやろうってば」夫「そんな痛いのヤダ」その後、キャッチボールをしていました。(台所で聞いていた母)


5月5日のこどもの日、我が家に遊びに来ていた姪っ子が外で遊んでいて「土ふまじのところが痛い」と家に入ってきた。確かに「土ふまず」と「土ふまじ」は意味合いは同じだけど‥‥。(始末書)


ぼくが運動会のお花を作っていると弟(8歳)がとてもあせりながら走ってきて、「ぼくもけつばう!」と言いながら舌を噛んだらしく、流血していました。手伝いたかったらしいです。(こうたろう11さい)


子供の頃、大好き毛布を手放せなかった歴の長かった私にはなんだか、よおくわかってしまった言い回しなのですが。長男が3歳くらいの頃、彼が大事にして寝るときも片時も手放せなかった毛布を、ある日みかねて洗濯しました。洗ったばかりの毛布をいつものように鼻の下に持っていき、ムフムフと匂いを嗅ぎひとこと「味がしなーい!」(Mana)


4歳の甥っ子が、ゴミの分別に興味を持ち始めました。幼稚園の遠足に出かける前日、自分で分別用のゴミ袋を作っていたので後でこっそり見てみると買い物袋に大きな文字で「もえまいごみ」と書いてありました。強い意志を感じました。(ぱあこ)


娘とその友だち(ともに小5)の会話。「マリちゃんちも、もうすぐとんこつだよね」「?」「ちがった、なんこつだっけ?」「?」「こうこつか?」「?」「あ、納骨だね」2人とも少し前に祖父を亡くしたのでした。(たづみ)


うちの小学2年の娘、「朝早く学校行くと、‥‥えーっと、不器用さんだったっけ?あ、違った、用務員さんが昇降口開けてくれるんだよ」いったいどこから不器用が出てきたのか‥‥。(ハジそよママ)


うちの3歳の娘です。メイちゃんの真似して大声で「まっくろすけすけ出ておいでー!出ないと目玉になっちゃうよー!」(かとうナツコ)


しばらくロングウエーブの髪型だったので美容院でおもいきってショートのストレートに。家に帰ると娘(3才)から「お母さんに似てない」と言われました。これって言いまつがいでしょうか?(みゆぽん)


私の子供が通っていたキリスト教系の保育園での話です。ある年のクリスマス。園児によるキリスト生誕劇の後、牧師でもある園長先生がお話をしてくださいました。とてもいいお話で、会場は厳かで暖かな雰囲気に包まれました。園長先生は、お話の最後をお祈りで静かに締めくくられました。「‥‥お祈りいたします。アーメン」その瞬間、園児全員が弾かれたように、「いただきまーす!」‥‥保育園では、園長先生のお話を聞き、お祈りをしてからお昼ごはんをいただきます。それを毎日くりかえすうちに、「アーメン」という言葉を聞くと反射的に「いただきまーす!」と言うように、見事に訓練されていました。(パブロフの犬の父親)


娘が初めてコーヒー牛乳を飲んだとき(3歳当時)、「おいしかった?」「うん!」「で、どんな味だった?」「茶色味!」まつがってるようなまつがってないような‥‥。(みっちゃ)

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