その480 (2005-06-08)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


中島みゆきの『地上の星』を口ずさむと、どうしても「♪風の中のすばる〜、砂の中の忍者〜」と歌ってしまいます。違和感なくて、こっちの方がいいとすら思っています。(まゆみそ)


祖母が気持ちよくカラオケで熱唱。十八番は『津軽海峡冬景色』。「♪北へ帰る人の群れは誰も無口で〜耳鳴りだけを聞いていた〜」‥‥それは病院にいったほうが。正しくは「海鳴り」。(さてらいと)


中学生3人が、尾崎豊の『15の夜』を歩きながら熱唱していました。「♪ぬぅ〜すんだバ〜イクがはぁ〜しりだすぅ〜」そりゃ、行く先もわからないだろうな。(もと)


5歳と3歳の息子。二人で歌を歌ってました。「♪も〜もたろさん、もーもたろさん今年につけた、きーびだんご〜」きび団子って漬けてあるん?それとも煮付けた?(あっちい)


僕の後輩は、『浦島太郎』の歌の後半部分を「♪目〜にも止〜まら〜ぬ美〜しさ〜」と歌っていました。鯛やヒラメがものすごい勢いで泳いでいる場面が目に浮かびます。(AYA)


この前、天気のよい昼下がりに、彼女が皿洗いしながら童謡を歌っていたのですが。「♪待ちぼうけ〜、待ちぼうけ〜、ある日せっせと荒稼ぎ〜」殺伐とした歌になっていました。(たまふろ)


ウルトラセブンの歌ですが、幼い頃に「♪モォーロボシダンのぉ〜」の部分を「♪モーノホシザオのぉ〜」と歌っていました。なぜ物干し竿なの?と多少は疑問に思っていました。(れいこあら)


「♪タラッタラッタラッタうさぎとダンス〜」と歌ったら、「うさぎの、でしょ」と訂正された。(だんすがすんだ)


キロロの『未来へ』の最初の部分を、なぜか「♪ポーラー、足元をみてごらん」だと思いこんでいたので、頭の中ではすっかりポーラという名の外国人が主人公の歌だと思っていた。カラオケで歌詞をしったときは、イメージが一転、愕然としてしまいました。(千夏)


子供のころ薬師丸ひろこさんの『セーラー服と機関銃』で「♪夢の〜いた〜場所に〜」のところを「♪夢の下駄箱に〜未練〜のこ〜しても〜」と歌ってました。未だに薬師丸ひろこさんが小学校の汚れたスチールの下駄箱の前で佇んでいるイメージが払拭できないでいます。(松嶋ハチ子)


再結成したピンクレディーに夢中の4歳の姪っ子は、『カルメン'77』が大のお気に入り。「♪まだまだ、むにゃむにゃ、カルメンでっす!」と熱唱。笑うと歌うのをやめてしまうので、がまんする大人には拷問です。(まだまだ、むじゃきだね。)


夫に寅さんの歌の台詞を聞かれ、「私、生まれも育ちも〜(中略)〜フーテンの寅と発します」を完璧に言えた事に我ながら感動し、そのまま歌おうとしたら「♪おーれーはジャイア〜ン」になってしまった。(俺はのび太)


こんにちは、「ほぼ日」さま。今回は戦前の話を投稿します。大正生まれだった母が女学校で習った歌のまつがいです。「秋の空、澄み菊の肩掛け」菊の花で作られた肩掛けってどんなんだろう、すてきだなぁ、と少女だった母は想像していたそうです。本当は「菊の香(か)高き」まつがいは時代を超える。(イリ)

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