その494 (2005-06-22)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


娘が言葉を覚えたての頃、ゴレンジャーシリーズの「タイムレンジャー」の変身の決めゼリフ「着装!」を必死に覚えて「テキトウ!」と叫んでいました。とてもかわいかったので、家内と二人で吹き出すのを必死に我慢しました。(まじょる)


ゲームに熱中していた息子が絶叫!「やったあ、お母さん!ハイスココア!」‥‥なんだか美味しそう。(ミニ太郎)


4歳の子どもが、葉っぱを摘んできてくれました。「はい、ママ。虫歯のクローバー」(三つ葉の葉は欠けてなかった)


私は小さい頃、喫茶店で食べるホットケーキが大好きだったのですが、いつも言いまつがえて「ホットドッグ」と注文してしまい、出された物を見て黙って泣く子でした。(くるくる)


先日、私が家へ帰ろうと帰宅しているときでした。保育園の帰りなのでしょうか、小さい男の子とお母さんという親子連れ。その男の子は無邪気にこう叫びました。「マツケンサンタ!」「ちがうでしょ、『マツケンサンバ』でしょ」とお母さんがたしなめていましたが、それでも「マツケンサンタ」と言い続けていました。(伊)


大河ドラマ『義経』を見ていた小学生の息子が、渡哲也扮する平清盛を見て言いました。「あの人の頭、ほんとのハゲ?それともチョンマゲ?」ききたかったのは、多分、カツラかどうか。(おかたく)


さっき娘が、「あっ、明日保育園でかたぐるま、つくるんだ!」と叫んだので「かたぐるま?かざぐるまでしょ?」と聞いたところ「ちがう。かたぐるま!」と言い張るもんで「それってどういうの?」と聞いてみたら「くるくるまわるやつ」。だからかざぐるまだよ、それは。(毎日がまつがい宝庫)


娘が幼稚園の頃のこと。「今日はどこ行こうか?」って言ったら「うめぼしや!」あぁ?うめぼしやだぁ?うめぼしや‥‥梅干屋‥‥?どこだそこ?って聞いてもそれしか言わない。それがどこのことかわかったのは2ヶ月ほどたってからのこと。夢の島の公園へ行ったら大喜びしやがって母音しか合ってねえじゃんか。(たんすの引き出し)


甥が2年位前に、ガソリンスタンドを「ガストリランド」と言いました。本人からすると、ガソリンスタンドはいろんなものが置いてあって自販機でジュースを買ってもらえて、時には洗車機で「窓の外は台風!」てな体験もできるので「ランド」と言いたい楽しいところで、ガソリンを取って入れるから、「ガストリランド」なんだそうで。(美穂)


小2の娘と親子3人で車に乗っているときのこと。道路脇の風景について、娘がしきりにああだこうだと話していました。話が長いので、妻は飽きてしまって話題を変えようとします。「ところでこの前の○○なんだけどさー」「お母さん、まだ私が話をしてるでしょう。人の話にすべり込まないでよ」ううむ、クロスプレーだったが惜しくもアウトって感じ。(寒月)


私の娘は「藍」と申します。宮里藍ちゃんの「藍」です。まだひらがなもろくに読めない頃(3歳くらいだったかな?)漢字の「藍」の文字だけは自分の名前だと形から認識できて「藍」と言う文字を見つける度に「『藍』って書いてあるよ!」と喜んでいました。ある日、コンビ二のトイレから出てきて「パパ!『藍』って書いてあったよ!」と、言うので見に行ってみると「使用後は便座の『蓋』を閉めて下さい」と、書かれていました。(ごえもに。)

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