その512 (2005-07-10)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


お茶をいれようとして、ポットのボタンをおすと、なぜか私の向かい側にいた人が「あちー!」と言いました。ポットの「ちょうつがい」のでっぱりのところに急須をあてていました。(ホンダ)


今日、遅い昼食をとっていたら、急にどしゃ降りの雨が降ってきたので慌てて二階へ駆け上がり、ベランダの洗濯物を取り込もうとしたところ干したはずの洗濯物がありません。あ、脱水したまま干してなかったんだ〜、と笑いながら洗濯機を見ると脱水どころか、まだ洗ってもいない洗濯物が脱衣かごで山になっていました。(一気に脱力)


我が家での出来事。ケータイのバイブがなってる!と思い、耳を澄ませば牛ガエルの鳴き声でした。(まきまき〜)


朝、元気のいい蝉の声が聞こえるので、「もしかして、早くも梅雨明け?」と思い耳をすませ感慨に耽っていると、ジーウジウジウジージージージウジウあまりに鳴き方が不規則なので、おかしいと思ったら、父親が電気カミソリを使う音でした。(一人で勝手に梅雨明けしてろ)


窓から顔を出そうとして網戸に顔を押しつけてしまった人の話がありましたが、私はよくそれを火の点いたタバコをくわえたままやってしまいます。(しぽ)


缶コーヒー1本買ってきて、と会社の上司に頼まれて500円玉を握りしめ、自販機へ向かいました。お金を入れ、缶コーヒーのボタンを押しました。そこまでは普通でした。その後、すべてのボタンのランプがついた瞬間、なにを勘違いしたのか「やった、1本当たった〜」ぴっ。がちゃーん。「うわ、また当たった〜」ぴっ。がちゃーん。「まじで、3本目〜」ぴっ。がちゃーん。うはうはしながら4回目のボタンを押したあとすべてを悟りました。釣り銭受けに10円玉が2枚。あたり付自販機には注意してください。(私だけ?)その事件後、500円玉を渡されることはないです。(きかんしゃ)


エレベータのないビルの5Fにある会社に勤めています。ある日、夜中に外出先から戻ったら中にみんないるはずなのに、ドアにはカギがかかっていました。しつこくノックしても誰もあけてくれず、携帯も持たずに出かけたもので、イライラしながら階段で1Fまで下りて、近くの公衆電話から「ドア開けてください」と怒り口調で電話したところ「ドアは開いてる」と驚いた声。どうやらさっきノックしまくってたのは4Fだったようです。(aaa_00100)


部屋のまつがいの話が続いてますが、社宅の一階の集会室のドアをがんがん叩きながら3歳のゆいちゃんが「おかあさぁ〜ん、あけてぇ」と泣き叫んでいたことがありました。ゆいちゃんのおうちは隣の階段の一階です。(にわのわに)


夫とまだ婚約中の頃の話です。彼と彼の母と三人で車に乗って結婚式の打合せでホテルにむかう途中に警察官が数人で交通規制をしていました。とっても急いでいたので、私は規制している警察官の立つ後ろの細い道に左折していいかと、車から降りて聞きに行きました。答えはOK。再び私は走って車に戻って勢いよく後部座席のドアを開け「曲がってもいいってよ」と告げるとそこには見ず知らずの男女二人がポカンとした顔をしてこっちをみていました。「???」一瞬頭が真っ白になった私が周りを見渡すとその一台後ろに彼の車が。「すいませんっっ」と言ってドアを閉め走って彼の車に乗りこんだのですが、彼も彼の母も大笑いで顔から火が出そうでした。(フンフン)


娘はある区立幼稚園に通っていますが、その幼稚園で使われている避難訓練のサイレンの音と似た音がお隣に建つ小学校の校内放送で流れました。その途端、園庭で遊んでいる園児たちのうち年少さんだけが、パッと頭を抱えてその場に座りました。園庭のあちこちでぽつんぽつんと不安げな顔がきょろきょろと。みんな、避難訓練かと思ったようです。見ていた母親たちは、なぜみんなしゃがんでいるのか、しばらくわかりませんでしたが、そのあまりのかわいらしさに、担任の先生が大感激で「みんな、ちゃんとできてえらいね〜!」と声をかけてまわってくださって、なぞがとけました。本当に健気で涙が出そうになるほどみんなかわいかったです。年長さんは音の区別がついていたようです。さすが。(ももぐみ)

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