その526 (2005-07-24)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


さっきやらかしたんですが。風呂で髪を洗う前に体を洗おうと思い石鹸を取ろうとしたらうっかりシャンプーを手に。しょうがないので髪を洗ってから体を洗うことにしました。髪が洗い終わり、さぁ体を!と思ったらまたシャンプーを手に。しょうがないのでもう一回髪を洗い、さぁ今度こそ!と思ったらまたまたシャンプーを手に。(さくら)


数年前、初めて行ったスポーツクラブの更衣室からお風呂の場所がわからず、迷ってしまいました。素っ裸で出た場所はプールサイドでした。(一子の娘)


先日、職場の受付に以前大変お世話になったメーカーの方がお見えになったのですごくうれしくなっちゃって思いっきり手を振って駆け寄って行ったら全然知らない人。思わず出た言葉が「失礼ですけど、どちら様ですか?」失礼なのは俺様でした。ごめんなさい。(dai)


幼稚園児のころのまつがいです。大きなタンポポのわたぼうしを見つけたので、一気に吹き飛ばそうと思って手に取りました。このあとなぜかわかりませんが、わたぼうしを顔のすぐ前に持ってきた後で、思い切り息を吸い込んでしまいました。気付けば綿毛のほとんどを鼻から吸い込んでいました。それからしばらくの間、吸い込んだ綿毛が芽を出して、のどの奥からタンポポが生えてくる悪夢にうなされました。(かーる)


友達の家でグレープフルーツをだされてすっかり食べ終わりさんざんバカ話をして大笑いをしてふと見たらポテトチップスがふわっとお皿に盛ってあった。「わたしコレ大好きなんだ!」とつまんで口へ。「‥‥‥‥」←友達食べたあとのグレープフルーツの薄皮でした。指に持った時なんか違うなぁと(指は)思ったけど頭はポテチ頭になっていたから‥‥。(ダイエット中)


ある夜のシャワータイム。長い髪を濡らさないためのシャワーキャップを別の場所に置き忘れたことに気付いたのが、衣類をすべて脱いでしまった後でした。わざわざ取りに行くのは面倒だなあとがっかりした瞬間に、ふと目に止まったのが着替えのパンツ。これってシャワーキャップになるじゃん!とナイスなアイデアに我ながら感心してしまいました。ところがシャワーを終えていざ下着を身に着けようとした時にはそのことをすっかり忘れ、「あっれー、パンツがない!」と脱衣所中をひざまずいて探しまくりました。立ち上がって鏡に映った自分の頭を見た瞬間の私の衝撃をご想像ください。これでも2児の母です‥‥。(kima)


ある日の真夜中のことです。いつものように父と母と私で寝ていたら、急に私がムクッと起き出してタンスを指さし、寝ぼけているとは思えないようなハキハキした口調で、「開けて!」と叫んだそうです。その声にビックリした父はあわててタンスを開けました。そしたら私は「やっぱり開けなくてもいいわ」と言って何事もなかったかのように寝たそうです。ちなみに私はそのことは全然覚えていません。(tomorrow)


ホテルでガラスの灰皿を食器に使ってしまったおばあさんの話がありましたが、私の母はスープ皿になみなみとフレンチドレッシングをすくっておりました。とろみ加減が似ているか〜!?(ぐっち言う象)


友達と3人で出かけたときのこと。ひとりの友達が「あっお金おろさなきゃ。ATMないかな?」と。郵便局のATMがあったのでそこへ行くことにしました。私ともう一人の友達は少し離れたところで待っていました。が、友達はなかなかATMの建物の中に入りません。どうしたのかな?と思って見ていると、彼女はドアを何回も触っている様子。そしてやっと中へ入っていきました。ドアには「押す」と書いてあったので、彼女はタッチすると開く自動ドアだと思い何回もソフトタッチして開かないドアに困惑していたようです。そのドアは、自分で押して開ける手動のドアでした。(ぱぴ)


小学生の頃、団地に住んでました。家に帰ると我が家の玄関の前にガラの悪い不良高校生が4人座り込んでました。「なんで?家になんか用なのかな。ど、どうしよう。とにかく家に入ろう」と意を決して、不良達の間を割ってインターフォンを鳴らし、鍵を開けてもらうのを待つ間の長かったこと‥‥。後ろに感じる不良達の視線。がちゃん。とドアが開いて姉が「鍵持ってるでしょ!自分であ‥‥け‥‥れ‥‥」と私の後ろにいる不良4人を見て目が釘付け。急いで家に入って鍵を締めて、ドアの穴からのぞいて様子をうかがっていると‥‥。「おい、あいつ妹いたか?」「いねーよ、弟だよ」「ほんとにここであってんの?」「‥‥あっ‥‥隣だ」(はるこ)


家をまつがえた話が出ていますが、うちの父の話です。ある日帰ってきた父、開けたドアの向こうがまったく違う部屋。あわてて「間違えました!」と出て行ったら「何やってんの?」とドアから母の顔が。当時うちの母は部屋の模様替えが好きで年中ガラリと変えていたそうです。父は自分のうちの帰ってきたのにその変化に驚き、まつがえたと出て行ってしまったのです。(カギだって開けたんだろうに)


私の祖父は昔から新しもの好きで、私の晴れ姿を最新のカメラやビデオで写してくれます。高校時代、部活の演奏会の時も祖父は私を撮ってくれました。後日ビデオをもらい、見てみると、そこには、私の隣に座っている後輩の姿が延々と‥‥。確かにその子と私とは似ていたんですけどね。とにかく、おじいちゃん、ありがとう!(ホルンベアー)

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