その541 (2005-08-08)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


幼稚園から帰るなり、「お母さん、寒ブリが欲しいの、寒ブリ」という3歳の次男。寒ブリ?と思いつつも「今、時期じゃないからすぐにはあげれない」と言うと、みるみる涙目になって「○○君、今日幼稚園でもらってたよ?」んっ?今日はお誕生日会だったから‥‥。わかった!それは、かんむりね。(る)


「雨にもバケツ、風にもバケツ」と言ったお子さんの話がありましたが、ウチの息子(当時4歳)はもう少しだけ正確に聞き取っていました。「雨にも負ける、風にも負ける、雪にも夏の暑さにも負ける‥‥」全敗です。(負けるが勝ち)


友人の息子は昔、懐中電灯のことを「怪獣弁当」と言っていた。(確かにエネルギーが湧きそうだ)


伯母が保育士をしていた時のこと。園児さんが「僕んとこ、壷買うんやで」と毎日言うので、ある日お迎えに来たお母さんに「すごくいい壷、買われるんですね」と言うと、お母さんは言いました。「壷じゃなくて、坪なんです」毎晩とても、真剣な討議がされていたようです‥‥。(土地は高い)


保育園にバイトで週一通っています。今日の年長さんとの会話。「僕のおじいちゃんとおばあちゃん、今バリにいてんねん」「へー、旅行で行ったはんの?」「ううん。ずーっと住んでる。明日行くねん、飛行機で」定年後の移住かな?と思っているところへ担任の先生が来られたので「Kちゃんのおじいちゃん達、バリに住んではるんですか?」と聞くと「今治なんですよー。発音がおかしいから『今、バリ』に聞こえるんですー」だって。(睦)


4年生の弟が真顔で「ねえねえ都道府県てどこにあるの」ときいてきた。(p)


お昼ちょっと前の、父と娘二人の会話です。パパ「お昼何食べたい?」長女7歳「流しそうめん!」パパ「それはちょっと無理だわ」次女4歳「じゃ、みじかそうめん!」パパ「え?短いそうめんなんてないよ?」次女「じゃ、すごく長いそうめん!」その後夫婦で大爆笑しました。(流しそうめん→長いそうめん)


我が家の子供(幼稚園児)は寝る前に絵本を読みます。いつも「『みにくいあるひの子』」と言います。いいかげんまつがいに気づいて。(あひる)


近所のスーパーで、浴衣を着ていくと割引サービスというイベントがあります。私が着るのは面倒なので10歳の息子に甚平を着せて買い物に行こうと考え、甚平にアイロンをかけていると、「あ、僕のごんべい」と息子が言いました。私の「へ?」という顔を見て、自分でも違和感を感じたのか、「まちがえた、どんべい」惜しい。(KIKUMARU)


おばあちゃんに携帯で電話をした2歳のぼくの話を読んで、時空間を自由に飛び交う姪っ子3姉妹を思い出しました。一番上の姪っ子が3〜4歳ごろのこと。「もしもし、おじいちゃん?昨日さぁ、遊びに来てていい?」次女姪っ子はやはり同じ年頃でやらかしました。「もしもし、おじいちゃん?明日は楽しかったねぇ」現在3歳と10ヶ月の末っ子ちゃんはつい先日、最終兵器を繰り出しました。「あしたの昨日ねぇ、プールなの。おじいちゃん、見に行った?」おじいちゃんは、ママにプールの日時を確認していました。(プールはあさって)


戦隊シリーズの言いまつがい、ウチの場合。デカレンジャーの一人、デカブレイクの決めゼリフ、「夜明けの刑事、デカブレイク!」を、ウチの嬢ちゃまは「弱気の刑事、デカブレイク!」と叫んでました。決めポーズつきで。(そんな刑事には助けられたくない)


保育園での年長さんの会話。A君「オレ、今度『スターボーズ』観に行くんだ〜』B君「オレだって今度『スターローズ』観に行くぜ?」A君「『スターボーズ』で誰が好き?オレはアールツーリーツー」B君「オレはダースベーラー!かっけーし」あなたたちの発音じゃかっこよさも台無しよ!と笑ってしまったのでした。(藍羽)


私の弟が幼い頃のお話。若かりし父と二人、チャンバラごっこに興じておりました。父が弟をズバッと斬って一言「お前は死んだ!」するとすかさず弟、「お前はお父さんだ!」「‥‥?」そう、弟の名前は「しん」でした。未だに時々家族内で思い出されては笑われる一場面です。(三つ上の姉)


夫のフライフィッシングの下見につきあっていったうっそうとした林道の橋のたもとで、しゃがんで何かを熱心に見ていた息子(当時3歳)が「おかーさん、がいこつ、がいこつぅ」と、地面を指さす。見に行くと何かの足跡がくっきり。「げんこつ」を「がいこつ」と言いいまつがえていたらしい。夫に「あはは、足跡がげんこつに似ているのを、ガイコツと言いまつがえている」と、笑いながら言って、はっとしました。この足跡、「ヒグマ」だ!しかも大きさから言って、「子熊」!そしていましがた付いたばかりのようにくっきりとした足跡。サーーーーっつと血の気が引き、「く、くまだぁああ」と叫びながら息子を抱えて車に走り戻りました。車のなんと遠く感じた事。夫も私の科白を途中まで聞いて「ヒグマ」と気が付き走って車に戻ってきました。子熊の側には必ず母熊がいて、危険なんですよね。(のりこ)


担任に暑中お見舞いを書いていた小5の長男。「暑中お見舞い申しわけありませんでした」と書きまつがいました。なんか学校でやらかしたのか〜?(教育ママ)

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