その546 (2005-08-13)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


汗だくになって帰って来た父。いつものように靴下を脱いで、汗を拭こうとポケットからハンカチを出し、逆の手に持っていた靴下で顔を拭きました。気付いて慌てて洗面所に走ったのですが、今度はメガネのまま顔を洗ってしまいました。さすがに落ち込んだようでうなだれて戻ってきました。(ミチコ)


主婦になって1年、「手だろうが口だろうがとっさにエプロンで拭く」というクセがついたわたし。昨日、サウナ状態のATMボックスから外に出て、汗の流れる首筋をエプロンで拭こうとしましたが、エプロンをしていない事に気付いて迷わず着ていたTシャツをまくりあげ、その裾で汗をぬぐいながら大通りを歩いてしまいました。ハラ丸出しで約20メートル‥‥。(るーぴょん)


主人の運転で、有料道路を走っていました。回数券を出しておくように言われ、1枚しっかり握り締めました。出口にきた時、回数券を渡そうとしたら、回数券が硬く丸まっていました。無意識のうちに、噛んでいたガムを回数券に出してしまっていました。(ガム付回数券は、後日兄が使用しました)


通勤途中の慌ただしい乗り換え駅でのこと。財布から定期券をさっと抜き出して機械に入れると、キンコンといって通せんぼされてしまった。定期券の出口をよく見ると、そこに顔を出していたのは、自分の名刺だった。(常時ベスト)


ある日職場でのできごと。海外旅行のお土産を配っていた友人が「ぎゃっ」と言ったので見ると、社長が口をモゴモゴさせながら「あれ?これラクガンじゃないの?」そのお土産は、お風呂に入れて泡が出る「石鹸(バブルバス)」でした。かなり強い香りがしてたのになぁ‥‥。(ショコラ)


高校生の頃、学校から帰って、裏庭の植物を眺めていました。赤い実を発見。「わーいミニトマトだー!」茎と葉の裏が紫色で、瞬間、躊躇しましたが、得した気分でひとつちぎり、頬張りました。(正直、お腹空いてました)「あれ!?ニガ渋い!」軽くパニックです。すぐさま吐き出し、脇の水道で激しくうがいしました。母親が帰ってきたので、さっきの出来事を恥ずかしながら話したら、苦笑しながら教えてくれました。‥‥観賞用ナスだったみたいです。(ナツスキ)


以前、友人と屋台のおでん屋さんへ行った時のこと。80歳は超えていると思われるおばあちゃんがやっている店でした。「お袋の味だネェ」とか言いながら食べてると、何やらピーピーピーピー音がする。おばぁちゃんに「何か鳴ってるよ」と言うと、「あぁー、ガス漏れの警報機だよ。いつも鳴っててさ、うるさいネェ(笑顔)」鳴っちゃまずいんだよ、おばあちゃん。しかも、いつもって!(あゆこ)


私は行きつけの場所に行くとリラックスしまくる癖があります。こないだも歯医者で治療中に寝てしまって、夢まで見ました。挙句に自分の寝言の「危ない!」と言う声で目が覚めて、「痛い!」と聞えたらしい先生には「大丈夫ですか?」と心配させてしまい「ゲホゲホ」と喉が苦しいフリをして「痛くはありません」とごまかしました。これは何まつがいでしょうか。(でもたぶん寝ボケてるのはばれてると思う)


先週末学童保育でキャンプに行ってきました。メインイベントのキャンプファイヤーでの女の子チームのジェスチャーゲームの時、司会の先生をお手伝いしようとスピーカの近くにあった予備のマイクをつかみ今まさに答えようとしている2年生のジュンペイ君のそばに走りよりマイクを顔に近づけスイッチを入れました。ところが大きく響くはずの声が小さいままで、かわりに明るく照らされたかわいいジュンペイ君の顔が。マイクだと思ったものは懐中電灯でした。(音響係改め照明係)


年末のある日、私はものすごく疲れていて、歩きながらも前後不覚になるほどの眠気に襲われていました。明日も仕事だからお風呂だけは入らねばと、やっとの思いで湯船につかったところで意識を失ってしまったんです。どのくらいたったのか、お湯が冷めてきたところで眠っていたことに気がつきました。「風邪をひく前に布団で寝よう」目が開ききらないまま風呂から出ようとしたのですが、立ち上がれない。粘土のように体が重く、いうことをきかないのです。そんなに疲れるまで仕事をしている自分を嘆きつつ、どうにでもなれと思った私はまた眠りこけてしまいました。湯が完全に水になり、朝の気配がし始めた頃、最初に私の目に飛び込んできたのはオレンジ色の体。寝起きの頭が、「帰って来た姿のまま風呂に浸かっている」と認識するまで約5分。マフラーからスカート、セーター、ダッフルコートまで。脱衣所にあったのは手袋と靴下のみ。濡れて重くなった服は脱ぐのも大変でした。(ちあ)


今日、ミルクプリンを食べました。でも、そのプリンはずっと前に食べた、まずいと思ってもう買うまいと決めたプリンでした。残りは母にあげました。(きころぺ)

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