その558 (2005-08-25)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


会社の同僚のお子さんは小学1年生の男の子。英語の家庭教師をつけてます。そのレッスンで。「犬は?」「dog!」「猫は?」「cat!」「じゃあ、あひるは?」「アフラック!」‥‥完璧な発音だったそうです。同僚は、同じように思ってる子どもが世の中には何万人もいるんじゃなかろうかと言ってました。(ドナルド・ダック)


今朝、不意に思い出しました。小学生の頃、英会話教室で、カードゲームをしていたときのこと。「鉛筆を英語で」と言われ、ど忘れした私が叫んだ言葉‥‥。「エンペソー!」なんでこんな単語が自分の口から出たのかわからなかったのですが、鉛筆+ペンシルの造語と後で気付き、一人爆笑していました。(二度とつかってない造語)


某英会話教室に通ってます。ある日の授業で日韓共催のワールドカップの話になりました。ベッカムの大ファンの私は「IrootedforBeckham.」(私はベッカムを応援しました)と言おうとしたのですが「for」を入れ忘れて「IrootedBeckham.」(私はベッカムとセックスしました)と言ってしまいました。オーストラリア人の先生は大爆笑していましたが私は顔から火が出そうでした。(どせいさん)


友人の話。イタリアの小都市で絵画を学ぶ彼女は油絵の絵の具を混ぜるのに重宝するウサギの皮を買いに文房具屋さんに行きました。彼女「すみませんLapelledicoglione(ラ・ペッレ・ディ・コリョーネ)下さい」店主「いや、それはさすがに扱ってないよ‥‥」彼女が言いたかったのは「Lapellediconiglio(ラ・ペッレ・ディ・コニーリォ)」ちなみに彼女が店主に言ったのは「睾丸の皮をくれ」だったのでした。(ナタデヒロココ)


私は中一の頃、英語の授業の発音練習で「basketball」を「バスケのボール!」と言っていました。アクセントはバで。ずっとそのまま発音していましたが、中二のとき、ついにアイルランド人の先生から指摘されるまで全くきづきませんでした。(こ)


会社の部長は、すぐ横文字を使いたがるのですが、よくまつがった使い方をしています。この間は、「俺ももうアンクルだからさ〜」と。アンクル=おじさんでもまつがってる。もちろん親戚ではありません。(アンクルトムの小屋)


あるキャラクターショップでのこと。「ねぇねぇ、『ギラルだけの特典☆』って書いてあるけどギラルってなんのことかな?合言葉のようなものかな?」と友人が指差す先には、「GIRLだけの特典☆」と。高校生なんだからちゃんと「ガール」って読もうよ。(豆)


子供の頃『セサミストリート』のオープニングの歌の一部を「♪はつげっつきゅーセサミストリート」としか聞き取れず、大きくなるにつれて、いつの間にか「初月給?」に勝手に脳内で漢字変換されてしまいました。「♪HowtogettoSesamiStreet」なんでしょうね。(いまは先生)


まつがいというか私のリスニング能力の問題。つい先日アメリカ旅行に行きました。英語ペラペラの友人と一緒だったので大変心強かったのですが、友人が「100%(ワンハンドレッドパーセント)」と言うのがどうしても「30%(さんっじゅっぱーせんと)」にしか聞こえない私。「100%大丈夫」「100%自信がある」と現地の友人と話しているのが「30%」しか自信がないように聞こえてなんだか不安な私でした。「さんじゅう」が既に日本語だということにすら違和感がなかった私。(しぽ)


中学生の時、先生に「10回ゲーム」をしかけました。「ピザって10回言ってみて」ご存じのように、その後肘を指して「じゃあここは?」と聞き、「膝」と答えたらダメ、というゲームです。「どうぞ」と言うと先生は数え始めました。「ピッツァピッツァピッツァ‥‥」ほんとはそこでまつがいに気付くべきだったんです。「じゃあここは?」肘を指した私に、先生はナイスな発音で高らかに「エルボゥ!」英語圏の先生に日本語のひっかけを仕掛けたのがまつがいだったですよ。先生はそのまま「それで?」という顔をしていました。(なぎを)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる