その583 (2005-09-19)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


従姉の息子(2歳)。何度「ヘルメット」と教えても、「カブレット」と言います。(ヘルメットをかぶれット)


新学期になり小学校に通う娘は、いろいろと持って行かなくてはいけないものをそろえつつ、「お母さんハイクある?ハイク」とわからないことを私に聞いてきて、一拍置いて考えたら、白衣のことだとわかりました。(まゆママ)


お姉ちゃんの話をこっそり聞いていた息子(小2)はこう言い放ちました。「姉ちゃんの話をねずみ聞きしたらね‥‥」確かに「盗み」という言葉はよくないよ。だけどね、やっぱり日本語は正しく使おうよ。(こうたんの母)


小2の息子は、テレビアニメかなんかのまねをよくします。きょうも、「さあ行け、わしの忠実なしぼめどもよ!」と言ってました。しぼんでどうする。(私はしもべ)


小6の息子。おこづかい前借して一言。「ありがとう。来月クビをそろえて返しますから!」(エス)


小学4年生の頃バドミントンクラブだった私。「なぁなぁ、そのテニスのバットちょっと貸して!」と同じクラスの男子に言われました。その場では何とか笑いを堪えたものの今でも思い出すと笑えます。(バット!)


例年よりも暑い夏の夜。家族3人で夕飯の食卓を囲んでいました。主人と私は「今日も暑かったなぁ」「そうだねぇ、今夜も熱帯夜だよね〜」と、話していると、息子が大人びた口調でうなずきながら言いました。「当たり前だよ、だって夏のまっさかさまなんだよ」「まっさかさま?」ああぁ〜「真っ盛り」!‥‥息子5才の夏の日の思い出です。(ヒグマの母)


同僚の子ども(当時3歳)の言いまつがいです。キャンプをしているときに「そけみちゃん、そけみちゃん」と言いながら何かを探していました。一緒にキャンプしていた人で、あけみさんという人がいたので「あけみちゃんのことかな?」と聞いても違うらしい。まわりにいた大人は全員頭に?マーク。15分後、「あったあった」とうれしそうに彼が手にしていたものは「壮健美茶」でした。(もこ)


小学生の頃、友人と町の映画館へ行ってみた時の事です。いくらだろう?と料金表を見上げると大人料金の下に「小人」という文字が。こ‥‥びとかなあ?まさか‥‥。2人ともなんと読んでよいのかわからず、友人が見守る中、窓口のお姉さんに「こどな2枚ください」と、なかばうわずった声で言ってしまった覚えがあります。窓口のお姉さんは「えっ?おとな2枚ですか?」とぽかんとしていました(しょうにん)


小学生の頃の話。いつもは両親と行く動物園に、初めて友達と行き大興奮。来るたびに、親に買ってもらう動物園のソフトクリームがとてもおいしいことを力説しようとし、勢いよく口から出た言葉は、「おいそクリーム!」ここのソフトクリームはおいしいんだよ、と言いたかっただけだったのに。(これって新略語?)


家族とラーメン屋さんに入りました。店員さんに、ひとりひとりが自分の食べたいラーメンを注文したのですが、最後に4歳の娘がメニューを指差しながら大声で、「くそラーメン!」小さな指の先を見ると、そこには「みそラーメン」。昼時、大勢のお客さんの視線が痛かったです。(めんくいの母)


ニュースを見ていた小2の娘。「ねえ、じんせい民営化ってなに〜?」小泉さん、説明してください。(さとこ)

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