その585 (2005-09-21)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


美容院で受付をする際、「会員カードはございますか」と聞かれ、あー、そういや失くしたわ、と思いつつ、私の口から出た言葉は「変質しました」。いくら髪を切るのが半年ぶりだったからって‥‥。(紛失だってば)


ある日曜の朝のこと。朝食中に姉から「〜だよね?」と質問され、元気に「うん!」と返そうとしたところ、出てきた言葉は「とん!」しばらく二人で大爆笑でした。(とうふ)


高校のときに、友達に「君の家って犬飼ってるよね?」と言おうとして「君って犬だよね?」と言ったことが有ります。‥‥略しすぎだ(とも)


取引先の「清水建設」から課長宛に電話がありました。電話を受けた女の子が課長に取り次ぐとき、真剣なまなざしで、妙に緊迫した声で言いました。「課長、秘密警察から電話ですっ」かかってこないから、絶対。(ムック)


経営会議中、部長が「数値の下げ幅が」と言おうとして、「数値のはげさばが」と言ってしまった。ハゲを気にする専務を囲んだ全員が硬直する中、部長は動揺をかくして瞬時に言い直そうとし、少し大声で「数値のはげさばが」と言った。二度くりかえしていた。(だめおし)


17年もOLをやっていて、ベテランのはずなのに、とても「緊張しぃ」な私の言いまつがい。エレベーターから、わが社の営業マンが降りてきた。「あ、挨拶しなきゃ!」と緊張した私の口から出た言葉。「お疲れなさい!」(しまった!間違えた!言いなおさなきゃ)と、次に出た言葉は‥‥。「お帰り様です!」あ〜、もう‥‥。(あっちゃん35)


電話での会話中、彼氏が格好つけたことを言ったので、「うそつき〜」と言ったら、「僕がいそ、うつをついた!」と返されました。即「まつがい」認定。(ねじ)


小学生時代の話です。ある日、姉と喧嘩をし、一段落して、同じ部屋でお互い別々に過ごしていました。姉の様子が気になり、様子をうかがっていました。姉も気付いたらしく、すごい剣幕で「ちらめで、よこっと見ないでよ!」と言いました。意味がわからず、部屋を出ましたが、多分「横目で、ちらっと見ないでよ!」と言いたかったんだろうと思いました。喧嘩の内容は忘れましたが、この姉の言葉はいまだに忘れられません。(よこっと)


ラビットファーのベストを着て友達とショッピングに出かけた時のことです。「けむくらじゃであったかそうだね」‥‥。「けむ?」「けむくらじゃ」彼女は、25歳になる今の今まで、「けむくじゃら」を「けむくらじゃ」と思っていたらしい。(たむ)


子ども向けに、ことわざを前半と後半に分けてクイズ形式で覚えるものがあって、それを私に出題してきた6歳の姪。「馬の耳に?」「念仏」「青は藍より出でて?」「藍より青し」次々と答える私に姪は尊敬のまなざし。しかし!「鶴の?」と聞かれて、私は思わず「恩返し!」と即座に答えてしまった‥‥。それまで私に感心しきりだった姪は突然固まり、その日は「鶴の恩返しって言ったぁ!」とずーっとふれ回りました。(正解はもちろん「一声」)


買い物のとき、荷物を運んでもらったので「ありがとうございます」と言おうとしたら「ありがとさん‥‥」とまで言ってしまい、マズイ!と思ったのでそのまま「‥‥くす!」と大声で言ってしまいました。店員さんは笑いをこらえていらっしゃいました。(Megmilk)


母の不思議。万歩計の事を説明しようとして「マンポピ」。しかも言い直してもまた更に「マンポピ」。いったい何を言いたかったのか話は爆笑の渦中に消えて行った。(なが)

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