その597 (2005-10-03)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


ある日、地下鉄車内ですごいアナウンスが。「飲み会のご案内です」仕事でかなり疲れていたせいか、「夏だし地下鉄も浮かれてるのね〜」と素直に受け止めたりして。もちろん「乗り換えのご案内」の聞きまつがい。車内に乗り合わせた人で集い、大規模な飲み会をする、悪くないと思ったのになぁ〜。(ちーこ)


先日4歳の息子とバスで出かけた。運転士さんが次のバス停の名前を言っている。「ママ、次は、クワガタムシだって♪」とってもうれしそうだけど次のバス停は川端町(かわばたまち)です。(私は息子の未来の花嫁)


昼休みから帰ってくると部署内の人がほとんどいませんでした。「あれ、皆さんいませんね」と言うと、先輩が「セミ鳴いてる」。意図が読めず「ええ‥‥まあ夏ですから‥‥」と答えておきましたが、よくよく考えたら「セミナー行ってる」と先輩は教えてくださったのです。しばし考えた後、爆笑でした。(空耳クイーン)


本を読みながら朝の主婦向け情報番組を見ていたら、女性アナウンサーの声で「子供を作ってあげます」と。えっ、と思って本から目を離しよく画面を見たら、天ぷらを揚げているところだった。本当は、「衣を作って揚げます」(まこりん)


グルメ番組で、「これは、最上級のひねり子豚です」と言っていた。えっ、ひねった子豚なんてかわいそう、と思ったら、イベリコ豚でした。あーよかった。(まこりん)


『頭文字(イニシャル)D』という作品について、どんなお話なのか友達に聞いたところ、「陶芸を極める話だよ」と教えられました。ずいぶん渋い話なんだなー、と感心したところ、「峠」のまつがいでした。走り屋さんのお話らしいです。(金魚)


両ひざを痛めたので、接骨院に行ってきました。強烈なマッサージにうめいていると、先生が「クソ痛い?」と一言。花も恥らう十四の乙女に、何をきくのだと思いつつも、「はい、クソ痛いです」帰路、驚いた先生の顔を回想しながら質問が「くすぐったい?」だったことにやっと気付きました。(もうお嫁に行けない)


夏休み早々、家族4人でシンガポールへ行ってきたという同僚が、出勤時間になってもなかなか現れないので心配していました。やっと来たかと思ったら足元がふらついています。仕事が始まってからも椅子に浅くかけて机に伏せ気味です。私「どうしたの?大丈夫?」同僚「ちょっと、きんけつぎみで‥‥」私「金欠なんだ(やっぱりね‥‥)」同僚「(苦笑しながら)金欠ではないんだけどね、貧血なの」(貧血は治ったけど金欠はまだ治らない私)


地下街を歩いていると、女性が大きな声で「まもなく、皮下注射が始まりまーす」と何度も何度も叫び、人を呼び込んでいました。「皮下注射?何かの予防注射?献血?」と不思議に思っていると、「まもなく、『ピカチューショー』が始まりまーす」‥‥なるほど。(琴子)


上司から「これからは小人数がたくさんくるからよろしくね」と言われ、慌てふためいてお茶の支度をしながら、そんな多数の小人数って?!と思いながら今か今かと待っていたら。「承認図」が回ってきた。(ママ1ヶ月)


地下鉄に乗っていた時のことです。突然、車内アナウンスで「お忘れです」と流れてきました。最近はこういう案内もするのか‥‥と感心していたところ、どのような忘れ物なのかは流れてきません。おかしいなと思っていたら、ホームへ到着してドアが開きました。「早稲田です」おかしいのは私の聴力の方でした。(音楽聴きながらだったから?)


仕事中、外出先から帰ると机の上に「チェーンウェーブの○○さんから電話ありました。電話してほしいそうです」というメモ書きが。覚えがない会社だったので書いた人に確認すると「うん、チェーンウェーブだって」と確信持った答えが返ってきたものの自分には覚えのない会社だし、電話番号も聞いてないというのでほったらかしといたら、電話がかかってきた。「チェーン運営部の○○ですが‥‥」(波乗り)


友人の家であるCDを聞いていたとき歌詞に「僕は夫婦舌(めおとじた)」というのが聞こえてきたので「ねー、夫婦舌って何?」と聞いたら、「何って夫婦舌って事じゃん」と言ったので、「夫婦の舌ってこと?」と言ったら、「は?目よ目!目を閉じたって事よ!何考えてんの?」と言われ超ハジをかいた。(こめこめ)


昔、異性の友人と駅で待ち合わせとしていた時の事です。彼は自動車で来てくれる約束でしたが、なんせ初めて車に乗せてもらうのでどんな車で来るのかわからない。待ち合わせのために電話で確認をしました。そこで彼に「ラブホ行くから」と電話口で言われ、「え?!え!?何の宣言??」と焦りました。無事に彼の車が来ました。「ラブフォー(という車)」で来てくれました。補足ですが、私と彼はそのような施設にお世話になるような仲じゃありません。(may)


忙しい仕事の合間に一人ランチ。隣のテーブルにいた5〜6歳の女の子が「きれいなおねえさん」と言うのが耳に入りました。周囲にそれらしい人物はわたしだけ。なんとなく優雅な気分になり、ちょっと気取って食べていると、再び女の子が「ね!ほら!きれいなオレンジ!」と母親にデザートを見せていました。そうですよね、どう見ても、その母親より年上のわたしですもん、「おねえさん」とは言わんでしょうよ。しかも「きれいな」なんて付けないでしょうよ。再び背中を丸めて食べ始めたのでした。(ちぇ)


我が家ではチューブに入ったバターを愛用しております。パンに塗る時、便利です。先日、切らしていたので、夫に電話して仕事の帰りに買ってきてもらうよう頼みました。「チューブ・バター買ってきてくれる?」帰宅した夫が渡してくれたのは、フツーの箱に入ったバター。「北海道バターはあったけど、中部バターってのはなかったよ」‥‥そりゃ確かにここらは中部地方だけどね。(なおこ)


アルバイト先での出来事。一緒にレジ番をしていたEさんが領収書を頼まれました。E「お名前はいかがいたしますか?」客「モッズ・ヘアで」E「はい、かしこまりました」そして、Eさんが領収書を渡すと、お客さんは一瞬フリーズ‥‥。領収書には、大きく「松平」と書かれていました。ちゃんと謝って、訂正しましたよ。(ぶな)


朝の情報番組を横目で見ながらの朝ごはん。「次は、新潟県ダマスカスからの中継です!」だ、だますかすぅ?‥‥長岡市でした。文字数しか合ってません。(なぼちん)


ドライブ中、交差点で信号待ちをしていると、ダンナがひとこと「負けんなよ、阪神」。ラジオをつけているわけでもないのに、阪神ファンでもないのに、なぜ突然?と思ったら、「なげぇな、この信号」でした。抑揚しか合ってないんですけど、疲れてたから、私。(漆花)

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